★阿修羅♪ > 不安と不健康11 > 196.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
Yahoo!ニュースからhttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051214-00000049-mai-sociより引用
<アトピーに効果>北海道稚内産のけい藻土を使った壁が
北海道稚内産のけい藻土を使った壁がアトピー性皮膚炎に効果があることが、浜松医科大(静岡県浜松市)と大手住宅メーカー、パナホーム(本社・大阪府豊中市、田尻勝彦社長)の研究グループの調査で分かった。浜松医科大病院で稚内けい藻土を使用した病室を作ったところ、患者の症状が改善したという。
けい藻土は海中の藻類(植物プランクトン)の死がいが、海底に長年にわたって堆積(たいせき)した粘土状の泥土。同社によると、稚内産のけい藻土は、地層が地圧と熱による圧力を受けたため変質し、細かい気孔が多数できている。このため、他に比べて、調湿性やガス吸着性が優れ、吸湿性は一般の3倍にも上る。
同社は03年からリフォーム用建材として、稚内けい藻土をしっくいなどに混ぜて壁に塗布したところ、顧客から「アトピーが治った」との声が寄せられた。このため、同大と協力し、昨年10月から半年間研究した。
稚内けい藻土を壁に塗布した病室で、患者6人に2週間入院してもらい、臨床データを測定し、病室外の患者6人と比較した。その結果、ストレスの指標には変化がなかったが、かゆみ、皮膚の発しんなど3項目で改善がみられたという。稚内けい藻土が室内の湿度を抑えたことで、アトピーの原因の一つであるダニ、カビなどを発生しにくくする効果があったとみられる。
同大医学部皮膚科の滝川雅浩教授は「アトピー性皮膚炎に悩む人への朗報と考える。改善効果のメカニズム解明を進めていきたい」としている。同社は稚内けい藻土を塗った壁をリフォーム住宅だけでなく、新築にも広げていく方針。【柴沼均】
(毎日新聞) - 12月14日13時32分更新
▲このページのTOPへ HOME > 不安と不健康11掲示板