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□タミフルだけじゃない。抗うつ剤の恐怖 [情報紙「ストレイ・ドッグ」]
http://straydog.way-nifty.com/yamaokashunsuke/2005/11/1_4.html
2005.11.23
タミフルだけじゃない。抗うつ剤の恐怖ーー米国コロンバイン高校銃乱射事件の犯人!?
●米国では販売停止も、わが国ではいまも販売中
コロンバイン高校銃乱射事件ーー米国コロラド州ジェファーソン郡のコロンバイン高校で1994年に発生。同校の生徒2名が銃を乱射し12名の生徒と教師1名を射殺、2人は自殺した。重軽傷者は24名。アメリカ史上最悪の学校における乱射事件だ。マイケル・ムーア監督のドキュメンタリー映画『ボウリング・フォー・コロンバイン』(02年制作)を観てこの事件を知った方も多いのではないだろうか。ムーア監督は、同映画で銃の蔓延する米国社会の苦悩を描いていた。
だが、この事件にはもう1つの側面があった。
わが国ではまったくというほど知られていないが、主犯の少年は多量の抗うつ剤を飲んでいた。そして、もう一人の少年も飲んでいた可能性が極めて高いという(医学的記録が封印されているため不明)。そして、2人をこの狂気の行動に駆り立てたのは抗うつ剤の副作用のためだったようなのだ。
その証拠に、この銃乱射事件の遺族たちは、服用の事実を知り、主犯の少年が使用していた抗うつ剤「ルボックス」のメーカー・ソルベイ社を相手取り、副作用について適切な警告をしていなかったとして告訴。その結果、同社は2002年より同薬の発売を停止したという。ただし、米国内でのみ。
そのため、現在もわが国においては同名でアステラス製薬、それに「デプロメール」の名で明治製菓から堂々と販売され続けているという。(冒頭写真は事件当日の監視カメラに映った犯人の2人の少年)
●生田哲『「うつ」を克服する最善の方法ーー抗うつ薬RSSIに頼らず生きる』
本紙・山岡がこの事実を知ったのは、発売になったばかりの上掲書(講談社+α新書)の著者にたまたま取材で出会い、その事実を知らされたからだ。
生田氏は薬学博士。東京薬科大大学院終了後渡米。シティ・オブ・ホープ研究所、カリフォルニア大学ロサンゼルス校などの博士研究員、イリノイ工科大学助教授(化学科)を経て帰国。現在、生化学、医学、薬学などの本の執筆、講演を行っている。
実は前日の本紙のタミフルについての記事も、この生田氏の助言に寄るところが大きい。
生田氏は執筆活動を始めるにあたり、それまでのすべての人間関係を絶ったという。理由を尋ねたら、
「余りに薬等を売らんが為に、患者の健康を省みない者が多過ぎる。製薬会社も医者もそう。報道するマスコミも政府も官僚も皆そうだ。金儲けのため。彼らと関係を断ち切っていないと、筆がどうしても鈍ってしまうからです」
99年7月に起きた全日空ハイジャック事件ーー機長は殺害されたが、この犯人の男もやはり抗うつ剤を飲んでいたという。このように、実は抗うつ剤が原因だったとする凶悪事件は数知れず起きているはずだという。
副作用をよく知らされず、安易に処方される抗うつ剤。そもそも、うつは本当に病気なのか? とまで、生田氏は言及している。
また、この全日空ハイジャック事件と抗うつ剤との関係については、現在、発売中の『新潮45』で生田氏ご自身がレポートしてもいる。著書と併せ、是非ご一読を。
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