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Nevada経済速報12月19日(月)11:55
...2005/12/19(Mon) 12:17:51...
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トヨタの国内販売減少と株式市場
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世界一とも言われます【トヨタ】ですが、2005年の日本国内販売高は、昨年より2万台減少し、174万台になると報道されています。
日本国内の販売高が、さすがのトヨタの販売力を持っていましても、減少せざるを得ない程、日本の消費者の財布の紐がしまっているのです。
軽自動車の売り上げが引き続き好調となっており、今や【トヨタ】だから車が売れるというのは高級車分野であり、これはまさに<勝ち組>が購入しているからなのです。
今までは多くの国民が背伸びして、借金をして高級車・高額商品を購入してきましたが、いまや国民が抱える借金も膨大な額に膨れ上がり、これ以上借金が出来ない状態に追い込まれてきているのです。
これは健全なことかも知れませんが、今まで積み上げてきた借金はそう簡単に消えるものではありません。
今後、景気回復=売り上げ増ということで、増産・在庫を積み上げてきた企業は、更なる在庫の急増を前に、青くなる筈です。
GDPは既に<マイナス成長>に落ち込んできています。
企業の在庫増がGDP成長に“寄与”していますが、今後これがマイナスに作用し始める10−12月期は、GDP成長は名目・実質でも<マイナス>に落ち込むことになる筈です。
【トヨタ】の国内販売台数減少は、日本の景気・経済の鏡でもあり、これを軽視するべきではありません。
勿論、株式市場はそのようなことには関係なく日経平均を買い上げていくことになりますが、行き着くところは・・・。
金価格の急落は突然起こりました。
同じことが株式市場でも起これば、リスクを忘れた個人投資家は、右往左往することになり、物凄い損を抱えることになる筈です。
※転送・転載厳禁
http://www.collectors-japan.com/nevada/wr_sokuhou_fr.html