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(回答先: 米シティグループ、今後数年で日本での業務拡大の意向 【ロイター】 投稿者 Sちゃん 日時 2005 年 12 月 17 日 17:15:35)
http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=90003009&sid=aSgMSKw52Aic&refer=jp_home
シティのプリンスCEO:新たな企業買収が可能に-倫理基準達成で(2)
12月16日(ブルームバーグ):金融サービス最大手、米シティグループのチャールズ・プリンス最高経営責任者(CEO)は16日、シティが社内の倫理基準向上に向けた「5カ条の計画」を達成したことを踏まえ、新たな企業買収に乗り出すことが可能になったと話した。同CEOはニューヨークで開催した投資家向け会合で語った。
連邦準備制度は3月、国内外での不祥事が続いたシティグループに対して、内部管理を強化するまで、大型企業買収など大規模な拡張計画を自粛するよう勧告した。プリンスCEOは「大きな案件を待ったりはしない」と述べ、買収をする場合、企業業績への寄与が見極め条件となると説明した。プリンスCEOは一方で、次の大型買収に関して予測しないとも述べた。
ブルームバーグ・データによると、シティーグループが過去2年間に企業買収に費やした金額は70億ドル未満にとどまり、サンフォード・ワイル前CEOが同社を率いていた2000年−03年の年間平均の約160億ドルを下回っている。
一方で、プリンスCEOは、シティの自立的な成長促進に専念する方針を示し、国内外にそれぞれ500店舗、最大850店舗を開設し、ローンの自動契約機の設置を増やす方針を示した。プリンスCEOは、これらの措置で、年間の売上高伸び率は「1ケタのなかばから後半」となり、純利益はそれを上回る伸びになるとの見通しを示した。
シティーグループの株価はニューヨーク時間午後零時48分現在、前日比30 セント高の49.40ドル。株価は年初来、約2.5%上昇した。
金融庁は2004年9月、シティの在日支店に対し、口座の不正開設によるマネーロンダリング(資金洗浄)の疑いの強い取引があるなど、プライベート・バンキング業務で重大な法令違反があったなどとして、在日4拠点の認可を取り消すなどの行政処分を発表した。
また、シティは長距離通信大手、ワールドコムの経営破たんに関与したとしてワールドコム株主から起こされていた集団訴訟で、2004年5月に27億ドル支払うことで合意。今年6月10日には米エネルギー会社エンロンの株主から起こされていた訴訟で、20億ドル支払うことで合意した。
プリンスCEOは2月に策定した「5カ条の計画」について、「達成ぶりに満足している」と述べるとともに、連邦準備制度がそれをどう評価するかについては、「連邦準備制度が決めることに余計な言葉を挟みたくない」と述べるにとどまった。
原題:Citigroup's Prince Says He's Ready to Make Purchases (Update4) (抜粋) {NXTW NSN IRLQX60YHQ0X
翻訳記事に関する翻訳者への問い合わせ先:
ニューヨーク 高井夕起子 Yukiko Takai
ytakai@bloomberg.net Editor:Yamahiro
記事に関する記者への問い合わせ先:
Justin Baer in New York at jbaer1@bloomberg.net.
更新日時 : 2005/12/17 04:03 JST