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(回答先: 実質増税2兆円超 与党が来年度税制大綱 定率減税07年全廃(北海道新聞)【空前の大もうけの大企業減税はそのままなのに】 投稿者 gataro 日時 2005 年 12 月 16 日 08:46:03)
2005年12月16日(金)「しんぶん赤旗」
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik4/2005-12-16/2005121601_03_1.html
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自民、公明両党は十五日、二〇〇七年からの所得税・個人住民税の定率減税の全廃を盛り込んだ〇六年度税制「改正」大綱を決定しました。サラリーマンをはじめとする庶民にいっそうの増税を押しつける内容です。
定率減税は、〇五年度税制「改正」で〇六年一月からの半減(個人住民税は同六月)がすでに決定されています。全廃されれば、年収五百万円のサラリーマン四人家族(妻は専業主婦、子ども二人のうち一人は十六歳から二十二歳)では、年間三万五千円の増税になります。
一方、今年度末で期限切れとなる企業のIT投資促進減税に代わって、情報基盤強化税制を新設。同様に期限切れとなる研究開発減税の2%の上乗せ措置については、研究費の増額分の5%を追加的に税額控除する制度を新設しました。さらに、一九九九年度の税制「改正」で定率減税とともに「恒久的減税」として実施された法人税率の30%への引き下げ(本則は34・5%)については30%を本則とし固定化します。大企業減税を継続・拡充するものです。
酒税体系の見直しでは、現行の十種類の酒類分類を四分類に簡素化。ビール風アルコール飲料、いわゆる「第三のビール」の税額を最大三・八円引き上げます。たばこ税については、一本一円相当増税することを盛り込みました。
大綱は、消費税増税について、〇五年度税制「改正」大綱が「〇七年度をめどに、消費税を含む税体系の抜本的改革を実現する」としていたのを、「実現させるべく、取り組んでいく」と、より強い表現にしました。庶民大増税を宣言する内容となっています。