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株式日記と経済展望
http://www5.plala.or.jp/kabusiki/
http://blog.goo.ne.jp/2005tora/e/b9bbd3ada0d66cad414b2c496550b0c5
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みずほ誤発注:3証券利益返上 株主代表訴訟の可能性も
モラルなき外資系証券会社の実態が暴露された誤発注事件
2005年12月15日 木曜日
テレビ朝日Jちゃんねるより
ごらんの通りハゲタカ外資が食らいついた
UBSは3万8198株も買っていたがマスコミは報道せず
証券の自己売買が買ったのは問題だ
ワンクリックで証券会社が倒産か?
◆みずほ証券誤発注 買い手に1株91万2千円で現金決済
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051213-00000003-maip-bus_all
みずほ証券が東京証券取引所のマザーズ市場に上場したジェイコム株を大量に誤発注した問題で、証券決済を担当する東証子会社の日本証券クリアリング機構は12日、天災などの緊急時に適用する「非常措置」の規定を史上初めて適用し、同株の買い手に対し1株91万2000円で強制的に現金決済すると発表した。対象は約9万6000株。決済は、買い手が口座を持つ証券会社を通じて13日に行う。
決済額の91万2000円は誤発注の直前に売買が成立しかけた金額を基に決めた。買い手は決済額と購入価格との差が利益になる。8日の同株の平均取引価格の59万5000円で買っていれば、1株で31万円余りの利益になる。
同機構は買い手が法人でも個人でも株券は交付せず、すべて現金決済する方針だ。ジェイコム株は13日まで売買停止を継続し、決済を終えた14日から売買を再開する。
誤発注があった同株の8日の終値は77万2000円。その時点でみずほ証券に約270億円の損失負担が生じていたが、終値より14万円高い金額での決済が決まり、損失は約400億円に膨らむ見通し。東証が売買システムの欠陥で誤発注が取り消せなかったことを認めたことから、今後、みずほ、東証、売買システムを開発した富士通の3社が損失分担の協議を始めるとみられる。
東証の鶴島琢夫社長と西室泰三会長は12日、与謝野馨金融・財政経済担当相に売買システムの欠陥を報告し、陳謝した。東証は、4〜5週間かけシステムのプログラムを修正する方針。鶴島社長は引責辞任する考えを表明しているが、対応策のメドが立つ年明け以降のタイミングを見て、正式に辞任するとみられる。
東証は11月にも株式売買ができなくなる大規模なシステム障害を起こしたばかり。今回の欠陥の原因の徹底究明と信頼回復が求められる。損失の分担額次第では財務体質が悪化する懸念もあり、東証は新体制のもと自らの上場問題など、経営立て直しを迫られている。
一方、現金決済という極めて異例の措置を決めた同機構の山下剛正社長は「証券市場の信頼性を維持するため」と説明した。同機構は今後、みずほ証券に混乱の発端になった誤発注の報告を求め、処分を検討する。みずほ証券は「関係者にご迷惑をおかけした。当局と協力し、滞りなく手続きを行う」とのコメントを出した。【後藤逸郎】
(毎日新聞) - 12月13日10時23分更新
◆みずほ誤発注:3証券利益返上 株主代表訴訟の可能性も
http://www.mainichi-msn.co.jp/keizai/kigyou/news/20051215k0000m020159000c.html
みずほ証券の誤発注で得た利益を証券会社が返上するという異例の展開は、投資家の信頼を失いかねないとの危機感から生まれた。ただ、「明確なルールもなく、正当な利益を返上するのはおかしい」(大手証券)との指摘も重い。証券会社にとっては、調和重視の日本社会で商売をしていくための“大人の対応”でも、証券会社の株主には株主利益の放棄と映り、株主代表訴訟の可能性が残る。
■「火事場泥棒」評判怖い
利益返上が浮上した背景には、「証券会社が他社の失敗につけ込んで利益を上げた」(東証関係者)との批判がある。8日の市場では社名こそ特定されなかったものの、「1円で61万株」の売り注文があったとの情報が駆け巡った。安値で取得すれば、誤発注した証券会社が買い戻すので利益が確実とみた証券会社や個人投資家が買いに走った。
証券各社が自己資金でこうした流れに積極参加し、もうかったことに対し、与謝野馨金融・経済財政担当相は13日、「美しくない」と批判。14日の自民党金融調査会では「火事場泥棒」などの厳しい意見が相次いだ。
発行済み株式総数を上回る株の取得という異常事態もあって、証券業界全体にも信頼失墜への危機感が広がった。現金決済の完了後、金融庁と日本証券業協会も事態収拾に動き、証券各社が利益返上へとかじを切った。
ただ、実現には課題が少なくない。合法的行為で得た利益を返上しなければならない明確な理由を示すことが出来なければ、上場している証券会社の株主を納得させることは出来ない。最悪の場合、株主代表訴訟の可能性もある。
■返上されたカネはどこへ?
利益返上の方向となったものの、みずほ証券が負う400億円の損失が軽くなるとは限らない。現状では、みずほに対してではなく、投資者保護基金に拠出する案が有力だ。
利益返上の情報が伝わると、ネット上の掲示板には批判的な個人投資家の意見が書き込まれた。このため、「基金への拠出なら、個人投資家の利益にもつながる」(大手証券)との見方が強まっている。証券各社にとっても、基金への拠出は慈善団体への寄付やみずほ証券への利益返還と比べ、税負担が軽いというメリットがある。
■返還受ければみずほも課税
株の取引で得た利益は、会社全体の利益に算入して法人税を支払わなければならない。いったん利益が確定した今回のケースでは、その後に利益分を返還しても利益自体がなかったことにはならず、法人税は免除されない。それでも利益を返還すれば、税金の分だけ持ち出しになり、損失が発生する。
みずほ証券も利益返還を受ければ、「受贈益」として法人税を払う必要がある。返還に伴う負担を双方が免れるには「誤発注による8日の取引自体を無効にするくらいしかない」(財務省税制第3課)と言われ、現実味の薄い選択肢になっている。【後藤逸郎、上田宏明】
毎日新聞 2005年12月15日 3時00分
(私のコメント)
最近は姉歯ショックにジェイコムショック一色ですが、それらの問題の根源は誰かが気がついていれば防げた事を、誰も気がつかずに事件や事故となって現れるまでにならないと誰も気がつかないと言う事だ。ジェイコムショックは東証が十分な検証されたソフトを使っていれば防げた事故だ。納入した富士通も発注した東証も十分なテストを省略して実用に使ってしまったから、実際に事故が起きてしまった。
東証にしてみれば富士通だから大丈夫だろうとか、富士通も欠陥があれば東証のほうで発見して連絡してくるだろうと無責任な体制だったのだろう。みずほ証券も明らかに入力ミスの注文でもパスしてしまうソフトでオペレーターに任せきりで400億円も損害を出してしまった。もし悪意の社員がいたらみずほ証券を潰す事もできただろう。
姉歯ショックでもジェイコムショックでも、今までなら考えられないような事をする人やシステムは考慮する事はなかったのでしょうが、これからは全てを疑ってかからねばならないのだろう。また明らかな発注ミスに対しても食らいつくハゲタカ外資がありましたが、日本人もハゲタカ外資のやり方に対してまねをする人が増えてきた。
ライブドアや村上ファンドがその典型ですが、法律に違反していなければ何をしてもいいとするやり方が蔓延したら、姉歯ショックやジェイコムショックのような事件で日本国内はがたがたになってしまうだろう。現代文明と言うものは進歩すればするほど高度なモラルを要求するものですが、そのなかに野蛮人が入り込めば野蛮人を排除しなければ高度な文明社会は崩壊してしまう。
文明を誇ったローマ帝国は野蛮人の侵入によって滅ぼされたし、明帝国も北方の野蛮人によって滅ぼされた。日本と言う文明国家も欧米の野蛮人の侵入によって翻弄されていますが、マナーを守らぬハゲタカ外資は日本から排除しなければ、ローマや明のように滅びるだろう。
法律や規則は人間が作るものだから完全なものは作りようがなく、法律で決められていない事は信義誠実の原則に則ってモラルで解決するしかないのですが、ハゲタカ外資と言う野蛮人は人のミスに乗じて暴利をむさぼろうとする。今回のジェイコムショックにおける誤発注に対して買い向かった自己売買には外資系証券会社がほとんどを占めている。
なぜこのようになったのだろうか。外資系証券会社がほとんどを占めているのはあらかじめ誤発注が出るのが分かっていたからではないのか?中には陰謀説なども出てきているが、みずほ証券も管理体制が甘すぎてオペレーター一人で倒産させる事ができるようなことがなぜ出来たのだろうか。
◆みずほ証券の誤発注問題について 国際評論家小野寺光一
http://blog.mag2.com/m/log/0000154606/106746768?page=1#106746768
今日の日刊ゲンダイにも重大疑惑として出ていたが、
この問題についてはおかしな点が多い。
つまり疑惑がある。
それは一株売りである。
みずほ証券が、「61万円の一株売り」
を「1円で61万株売り」と入力ミスしたことが原因とされている。
<みずほ証券は機関投資家など、大口投資家専門の会社>
しかし、みずほ証券は機関投資家
(注)(機関投資家=日本生命や東京海上火災、都市銀行、地方銀行、
投資信託などで、資産運用として株や債券を購入して運用益を主要な収益源とする。
特徴は大口で運用する点。何百万、何千万、何億と取引する。)
など法人の大口投資家を顧客とする専門の証券会社である。
個人投資家や零細投資家は基本的に扱っていない。
(注)零細投資家とは100万円以下の投資を行う個人投資家のこと。
<でっちあげの可能性のある株売り>
それが、100万円までは上がると言われていた、ジェイコム株を、公開価格と
同じ61万円で、それも一株の売りを出す、大口投資家が、いったい、どこにいる
というのだろうか?
<機関投資家からの発注があったというのは、でっちあげか?>
機関投資家は、基本的に株は、長期保有である。
この公開初日に、こんなばかげた発注をする機関投資家が本当にいるとは思えない。
<トレーダーが新生銀行出身>
これは、このトレーダーのでっちあげの可能性がある。つまり、外資を単に儲けさす
ためのものだったのではないか?
しかも、このトレーダーは、みずほ証券の中でも、旧日本興行銀行や、富士、
第一勧銀と
いったところの出身者ではないようだ。
外資と密接な関係のある、新生銀行からの転職者がこのトレーダーであると
言われている。
しかも、この誤発注の株を不自然にもたった10分あまりのうちに大量に購入した
のは、すべて外資系である。もとから知っていたのではないのか?
(ただし野村は除く。日興コーデイアルは、実質外資である。)
(UBS 38198株)
モルガンスタンレー 4522株(41億2千万円)
日興コーディアル証券 3455株(31億5千万円)
リーマンブラザーズ 3150株(28億7千万円)
クレディ・スイス 2889株(26億3千万円)
野村証券 1000株(9億1千万円)
<とってつけたような理由>
「証券市場の信頼がゆらぐ」からというとってつけたような理由で、
証券クリアリング機構という、変なところが、勝手に、株の値段に未実現の利益分を
上乗せして現金決済すると決定した。
<小さな破壊を直すために大きな破壊を採用する>
ものすごく不自然である。うまり、「小さな破壊」を直すために、「大きな破壊」
を採用しているのだ。
結局、みずほ証券が、大損する結果となった。
<外資のねらい>
現在、外資は、みずほ証券、みずほ銀行がほしいと考えている。そして
東京証券取引所についても
早期に株を上場してもらって、外資は自分たちで買い占めたいと思っている。
<いつも得をするのはユダヤ外資>
まいどのことながら、外資が、不自然に儲けて、
日本側のみずほ証券と、東証が、何百億円も負担する結果となった。
<なぜみずほは裁判に訴えないのか>
みずほ証券がもし裁判に訴えて、これは「誰の目にも明らかなミスだったので無効だ」
として争えば、認められるような内容である。
また、東京証券取引所が、このジェイコム株に関しての、取引は、8日以降
、無効とすると決めればよいはずであった。
<日本証券クリアリング機構の中にゴールドマンサックスの営業職が役員>
日本証券クリアリング機構という、妙に、今回、株を買った外資に有利な
決定を下した組織がある。
これは、2002年に設立されている。
取締役には、ゴールドマンサックスの人物がいる。
取締役 石橋 英樹(ゴールドマンサックス証券会社マネージングディレクター)
http://www.jscc.co.jp/japanese/kaisya/shousai_02.html
これは、誤発注した時点から10分間の時間で外資が、その株をほとんど買っ
てしまったそうだ。最初から「誤発注がくる」とわかっていなければ、あれだ
けの短時間で急速に株を買い占めることは不可能ではないかといわれている。
みんなグルなのではないのだろうか?