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http://members.at.infoseek.co.jp/J_Coffee/index.htm
J_Coffeeの株式投資日記より
発行済株数を上回る売り注文
http://members.at.infoseek.co.jp/J_Coffee/ichinichichart.html#chart4
(2003/5/13) 発行済株数を上回る売り注文
その日、日本風力開発は、人気が集中していました。港湾内や国有林など従来、開発が認められていなかったエリアでの風力発電が可能になるよう規制緩和を進める、と新聞で報道されたからです。
2003年5月12日
その売り板が、現われたのは午前10時過ぎ。
上昇トレンドの最中です。
725,000円---730,000株
同社の発行済株数23,157株の31.5倍の売り注文!
もちろん、発行済株数を超える売りが出せるはずありませんので、これは誤注文です。
これが、来月なら、手口非公開で、犯人は分かりません。しかし、まだ5月。
注文を出した証券会社名は、自己売買のディーラー達には、丸見えでした。
ミスをしたのは、地場の永和証券。
直ぐに、1,192株が約定します。
注文が出てから、約1分後
永和証券は、慌てて巨大売り注文を取り消します。
信じがたい売り板は、消えても影響を残し、株価はいったん下がります。
永和は、直ぐに買戻しに入ります。初めは、気づかれないように、少しずつ。
次第になりふりかまわず、大胆に・・
株価は、この影響でぐんぐん上がります。
午前10時40分過ぎ、永和証の買い株数は500株以上あったそうです。
午前10時49分、ラジオたんぱで永和のミスがニュースとして流れます。株価は、さらに暴騰します。
永和証券は、前場中に、買戻しを終了させます。損害は2000万円近いそうです。平均買戻し価格は、741,000円ぐらいでしょうか。この日の出来高は、9,931株(発行済株数の42.9%)でした。
しかし、もう少し、気づくのが遅れ、3万株約定したらどうなるのか?
ストップ高が連日続き、最後は「融け合い」で解決するしかないでしょう。
融け合い価格が、3倍とすると損害は435億円。
地場証券クラスでは、倒産です。
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