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(回答先: オーストラリア・アンド・ニュージーランド銀行⇒天津市商業銀行へ出資 【日経ネット】 投稿者 hou 日時 2005 年 12 月 08 日 01:08:49)
【中国統計を読む】処理の質高い建設銀行系、停滞する農業銀行系
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2005&d=1207&f=business_1207_009.shtml
中国銀行業監督管理委員会（ＣＢＲＣ、銀監会）が発表したデータによれば、２００５年９月末までで、国有四大金融資産管理会社による累計の不良資産を含む不良債権の処理額は前年同期比２５．３６％増の７３６６．６億元となった。そのうち、現金回収は同２８．９７％増の１５５０．３億元、現金回収率は同０．５８ポイント上昇して２１．０４％となった。
そのほか、処理額のもともとの貸付高に占める割合は、０５年３月末と比べて３．７６ポイント上昇して５８．７１％。資産回収率は同じく０．１２ポイント上昇して２５．６２％となっている。
四大金融資産管理会社別に見てみると、主に中国工商銀行を担当する華融資産管理公司では、前年同期比２８．２１％となる累計２２３８．０億元の不良債権を処理、現金回収は同２８．１９％増の４５５．２億元となり、処理したもの全体に占める割合は２０．３４％となった。貸付額に占める割合は６３．８０％、資産回収率は２５．８３％。
主に中国農業銀行を担当する長城資産管理公司は、同２８．２６％増となる累計２３５０．３億元の不良債権を処理、現金回収は同２８．０８％増の２４７．７億元、処理したもの全体に占める割合は１０．５４％。貸付額に占める割合は６９．４６％、資産回収率は１３．７１％。
主に中国銀行を担当する東方資産管理公司は、同１７．３７％増となる累計１１３４．７億元の不良債権を処理、現金回収は同３１．２４％増の２７７．７億元、処理したもの全体に占める割合は２４．４８％。貸付額に占める割合は４４．９４％、資産回収率は３０．４７％。
主に建設銀行を担当する信達資産管理公司は、同２３．４５％増の累計１６４３．６億元の不良債権を処理、現金回収は同２８．８９％の５６９．７億元となり、処理したもの全体に占める割合は３４．６６％。貸付額に占める割合は５２．４９％、資産回収率は３９．０３％。
処理額ベースでは、長城資産管理公司の規模が一番大きく、これは農業銀行が抱える不良資産など不良債権の多さとは無関係ではないだろう。現金回収で最も多い水準となっているのは信達資産管理公司で、そのほか、信達資産管理公司は資産回収率や現金回収率でも、ほかと比べて高い比率を示しており、建設銀行が他の国有四大銀行に先駆けて香港でのＩＰＯ（新規株式公開）を実現できた証左ともなっている。（編集担当：鈴木義純）
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