★阿修羅♪ > 国家破産43 > 616.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
米電力大手カルパイン、破綻観測一段と強まる・上場は廃止
【シカゴ=山下真一】米電力大手カルパインの破綻観測が強まっている。トップ2人が辞任したのに続き、ニューヨーク証券取引所(NYSE)からは5日、上場廃止を突きつけられた。電力の商業取引価格の低迷が経営不振の背景にある。
カルパインはカリフォルニア州の発電会社。1990年代に急成長し、96年にNYSE上場を果たした。現在は投資急拡大のツケが回り、資産売却に追われている。裁判所から、燃料購入に充てた3億ドル超の支出が不当だとして、1月22日までに会社に戻すよう求められているが、メドは立っていない。
創業者で最高経営責任者のカートライト氏と、最高財務責任者のケリー氏が先月末に経営不振の責任を取り辞任。それでも株価急落に歯止めがかからず、0.5ドルを下回った。上場廃止で新たな資金調達の道が狭められた格好で、業界アナリストは「焦点は破綻するかどうかではなく、いつ破綻申請するかだ」とみている。 (23:00)
--------------------------------------------------------------------------------