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(回答先: Re: トップマネジャーがまずすることは、首切りです、 投稿者 まとはずれのおせっかい 日時 2005 年 11 月 29 日 04:55:45)
あなたの考えは、単純すぎませんか?(ゴールデンパラシュートへの批判ならご容赦ください。)
財務諸表を悪くする経営者ばかり多いので、良い経営者を雇うコストが上昇するのです。
悪い財務諸表を良くするには、リストラが必要ですが、やりすぎれば意味ないです。
http://finance.yahoo.com/q/bc?s=MRK&t=5d&c=MWD+PFE
<米国>メルクが反落――リストラ策発表も利益確定の売り優勢
【NQNニューヨーク=横内理恵】(NYSE、コード@MRK/U)反落。前週末比1.42ドル(4.58%)安の29.56ドルで通常取引を終えた。売買高はニューヨーク証券取引所で首位、下落率はダウ平均で最大となった。朝方に人員削減や生産設備閉鎖などの大規模なリストラ策を発表した。しかし今回のリストラ策への期待などを背景に10月末から株価が上昇していたことから、利益確定の売りが優勢となった。また今回、計画が経費削減に絞られ、先行きの研究開発や新製品、マーケティングに関しての計画が明らかにされなかったことも失望を誘った。
メルクは2008年までに全従業員の11%に上る約7000人の人員を削減、31ある生産設備のうち5工場を閉鎖すると発表。税引き前で18億―22億ドルのリストラ費用が2008年までに発生するが、2006―2010年にかけて税引き前で35億―40億ドルの経費削減効果を見込んでいる。
併せて2006年12月期通期の継続事業ベースの一株利益見通しを2.28―2.36ドルと発表。市場予想平均(2.38ドル)には届かなかった。2005年12月期通期の同ベースの一株利益見通しは2.47―2.51ドルを据え置いた。中心値(2.49ドル)は市場予想(2.50)とほぼ一致する。
株式市場、GM離れか(ウォール街ラウンドアップ)2005/11/22, 日本経済新聞 夕刊, 7ページ, 有, 796文字
【ニューヨーク=藤田和明】二十一日の米国株はダウ工業株三十種平均が三日続伸。債券は反発、ドルは軟調だった。
取引開始前に飛び込んできたゼネラル・モーターズ(GM)による三万人削減のニュース。直後は「想定より早いリストラ発表」(JPモルガン)などと評価したが長続きせず、GM株は結局、二%安と値を崩した。
対照的だったのがダウ平均の動き。まるでGM株が下げるほど買いに勢いが増すといった具合に、ダウ平均は取引終了にかけて一段高となった。この日の株式市場には「GM離れ」とも呼べるムードが漂った。
年間売上高が二千億ドルのGMは米国を代表する巨大企業だが、株式時価総額で比較すれば、三千七百億ドルのエクソンモービルに対し、三十分の一の百三十億ドル。エネルギー株全般に見直し買いが広がったこの日、エクソンは二%高と買われたから、GM株下げの影響は十分吸収できた。
GMの人員削減を、米経済の悪化に直接的に結びつける雰囲気も少なかった。カンファレンスボード発表の十月の景気先行指標は予想外に好調。個別企業では、米航空機大手ボーイングが中東や中国から受注ラッシュとなり、株価も三%高。
米調査会社チャレンジャー・グレイ&クリスマスによれば、米自動車産業の人員削減発表は今年累計で十三万四千人。二〇〇一年以来の高水準。ただし、過去二年間で米国内で四百万人の新規雇用が生まれたことからすれば一部の不振業種と片づけることも可能。「海外自動車メーカーによる現地生産拡大が米国勢の削減分のかなりを吸収する」と報じる米メディアもあった。
前週急落したGM債がこの日、落ち着きを取り戻したことが、市場の安心感を呼んだとの声もある。ドイツ銀行が「GMが手元資金を来年中に食いつぶすと考えるのは悲観的過ぎる」とし、GM債を「買い推奨」した。逆にいえば、GM発の金融不安の懸念が市場関係者のアタマから離れないのも事実だ。