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毎日新聞からhttp://www.mainichi-msn.co.jp/entertainment/manga/manganews/news/20051128org00m300078000c.htmlより引用
萌え産業:景気をけん引、売り上げ好調−−JR仙台駅周辺で過熱
◇メード喫茶、アニメグッズ・コミック専門店
白いレースのエプロン姿の女性が接客するメード喫茶や、アニメグッズやコミックの専門店など「萌(も)え」と呼ばれる産業が、JR仙台駅周辺で熱を帯びている。東京・秋葉原がかつての電気街から、萌え産業の聖地と化したように、仙台でも関連店舗が増加。「萌えは景気をけん引する」というほど売り上げが好調だ。関係者は「仙台を東北の萌え産業の拠点に」と期待している。【山寺香】
■非日常を演出
「お帰りなさいませ、ご主人さま」。仙台市青葉区国分町のビル4階にあるメード喫茶「ラ・メイプル」。入り口のドアを開けると、空想の世界から飛び出したような、エプロン姿の女性が笑顔で迎えてくれる。
仙台初のメード喫茶は昨年9月に開店した「カフェ フルール」(同区本町)とされる。その後、ラ・メイプルなど2店が相次いでオープン。客は「ご主人さま、お嬢さま」、ウエートレスはそれに仕える「メード」という非日常の演出が人気を集め、ラ・メイプルでは1日平均80〜100人が来店。予想以上の人気から、2号店の出店も検討中だ。
料金は普通の喫茶店と変わらない。メードがケチャップで絵を描いてくれるオムライスや、頻繁に水をついでくれる激辛カレーが人気メニュー。
■女性客が4割も
市内の萌え産業としては87年、アニメグッズやコミックを扱う「アニメイト仙台」が西口にオープン。98年には「喜久屋書店漫画館仙台店」と同人誌の「メロンブックス仙台店」が出店し、ゲームやフィギュアなどの専門店も続々と登場した。
喜久屋書店漫画館では、これまでは客は10〜30代のいわゆる“秋葉系”の男性が中心だった。しかし、最近は美少年に“萌える”女性が増加。美少年同士の恋愛を描いた「ボーイズラブコミック」という新たなジャンルが人気を集め、今では女性客が全体の4割を占めるという。
また、自費出版の同人誌は、これまでは定期的に開催される「コミケ」(同人誌即売会)でないと入手できなかったが、メロンブックスに加え中古を扱う「らしんばん仙台店」が開店して入手しやすくなると、ファン層が拡大した。
■共通チラシ作製
「萌えは景気をけん引する」。喜久屋書店漫画館仙台店の田中忍店長はこう話す。書店業界全体の売り上げが伸び悩む中、同店では売り上げが「右肩上がりに上昇中」という。
メロンブックス仙台店では、平日でも約500人が訪れるため昨年リニューアルし、売り場面積を5倍に拡大した。
こうした動きを反映し、アニメイト、喜久屋書店、メロンブックス、らしんばんの4店は、東北各県から集まる愛好者に向けて、関連店舗の場所が一目で分かり、周遊できるよう地図入りの共通チラシを作製し、配布している。
「萌え経済学」(講談社)の著者でUFJ総合研究所客員研究員、森永卓郎氏は「萌えは『電気街』という土壌があって育つ文化なので、土壌の少ない地方では発展しにくい側面がある。しかし、おとなしくて優しい東北の人の気質は、萌えに適した素質がある」と話している。
萌え産業の勢いは、さらに拡大しそうだ。
■ことば
◇萌え 「萌え経済学」(森永卓郎著)によると、アニメなどのキャラクターに対し、まるで人間に対するのと同じように恋をすること。「燃える」の漢字変換の誤りでできた言葉と言われ、「おたく」と呼ばれてきたマニアたちが「萌え」という言葉を得て新しい文化を創造し始めた。
萌え系アプリをボーダフォン向けに配信
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ときメモ:原宿にカフェ登場 制服姿の店員も
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2005年11月28日