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Nevada経済速報11月19日(土)11:45
...2005/11/19(Sat) 11:49:44...
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金融緩和の拡大と株価
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政府 : 30兆円以上の金融緩和継続要請
日銀 : ここまで株価が上がり経済が回復しているので
あれば金融緩和を停止して、異常な低金利を
やめて金利引き上げ
<福井日銀総裁発言:19日>
『異例な政策を長くやりすぎてインフレが心配なところまで引っ張っていくと後の【反動】が大きい。大変な混乱を起こす』
日銀総裁がここまで踏み込んだ発言≪大変な混乱を起こす≫をすることはまさに異例であり、中央銀行総裁としては、今の金融情勢につき、まさに危機的意識を持って対処していることが分かります。
ところが、政府としては、ここで日銀に金融緩和をやめられたら株価も下がり、果実を“あげれなくなって”しまうという危惧があるために、何が何でも金融緩和を継続させ、世界に資金を提供する役割を担わせているのです。
そして、もし、ここで日銀が負けてしまい金融緩和を継続すれば、日銀総裁が言うように≪金融市場に大変な混乱を起こす≫ことになるのです。
今は宴の最中ですが、足元では金融市場の歪がまた一つ拡大したことになります。
そして、その間隙をぬって現物としての<ドル>が買われ、<金(ゴールド)>が買われています。
日本・米国の株価が上がっても資金は着実に現物逃避が進んでいっているのです。
ここで日本の株式をみますと、一つ大きなテーマが存在することが分かります。
ブッシュ・小泉会談で確認されたこと。
≪日米軍事同盟≫です。
実際には、米軍がアジアから去り、その穴を日本軍(自衛軍)が埋める形になりますが、日本の軍事産業は今まで世界から隔離されていた産業でもありましたが、今後武器輸出規制がはずされることにもなりますから、ハイテク産業の一つとして、今後業績には関係なく異常な高値にまで買われて、外資の傘下に入るところも出てくる筈です。
すでに、店頭市場では、<興研><重松製作所>が急騰してきており、業績では全く説明がつかない株価に買い上げられています。
裏には株の買い集めがあるとも言われていますが、この2社よりもっと小粒な『細谷火工』(コード番号 4274:店頭)もじわりじわりと上昇してきていますが、業績・材料とも2社より遥かに優れており、いずれ最も出遅れた軍事関連企業として、上記2社のように株が外資に集められ急騰することがあるかも知れません。
そして、静かに高値を抜いてきた『中北製作所』(コード番号 6496:大証)や静かに株価が上昇してきている『大和重工』(コード番号 5610:東証)も、軍船舶関係という位置づけもあり、今後一気に走り出すことになるかも知れません。
今後の軍艦・戦闘機等のディスプレーでなくてはならない有機EL分野でも『ケミプロ化成』(コード番号 4960:大証)も、今後再度の急上昇が見られるかも知れません。
今後、軍事関連企業がじわりじわりと上昇し日銀と政府が喧嘩している今、最後の相場がこの軍事関連企業の急騰で幕が引かれるかも知れません。
そして、日本が軍事国家に進むことを最も嫌う中国とロシアとの関係が、今後の日本の命運を担うことになると思います。
紛争が近ければ近い程、<逃げるが勝ち>になると思います。
※転送・転載厳禁
http://www.collectors-japan.com/nevada/wr_sokuhou_fr.html