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2005.11.11
http://www.pluto.dti.ne.jp/~mor97512/C02261.HTML から転載。
最近の株価上昇はバブル。「あとが心配」との日銀内部からの声――バブルの目的は「小泉構造改革成功」をアピールすることにある
「日が暮れるまでその日をほめるべきではない」(ドイツの諺)
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【1】経済分析をしている友人C君からの電話。
「最近の株価の上昇はバブルそのものです。経済が成長し、企業活動が旺盛になって成長している結果として株価が上がっているわけではありません。日銀の金融緩和政策の結果、大銀行には金がダブついてきている。その金が株式市場で使われ、株価をつり上げている。経済の実態がよくなって株価が上がっているわけではないのです。
米国経済もバブルです。米国は住宅バブル。住宅金融会社が貸し出しを増やして住宅建設を煽っている。それで無理矢理、景気をよくしている。ブッシュ大統領も「人気」がほしいのです。
バブルはやがてはじける。心ある日銀マンは、近い将来のバブル崩壊とその反動を心配し始めている。
小泉内閣は、なにがなんでも「小泉構造改革の成功」を印象づけようとしている。株価上昇は構造改革の成功をアピールするのに好都合なので、金融緩和→株価上昇のマネーゲームをすすめている。
小泉内閣のバブル推進の目的は、小泉構造改革の成功を宣伝し、小泉独裁体制を完成させることにある。小泉首相は人気さえあれば何でもできると考える政治家。人気を煽って独裁体制を築こうとしている。マスコミがこの策謀に乗せられて片棒を担いでいる」。
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【2】米国政治の構造変化――ブッシュ支持勢力の分裂/米国における環境重視派(キリスト教原理主義)と自由主義派(ネオコン)の対立と分裂
米国通のX氏からの電話。
「米国政治の構造に大きな変化が起きている。いままでブッシュ政権を支えてきたキリスト教原理主義者集団が、ハリケーンによるニューオリンズの災害から、環境問題に関心を向け、地球温暖化対策を要求し始めた。ハリケーンの異常発生の原因は異常気象にあり、さらにその原因は地球温暖化にあることを知った。このため、かれらは政府に環境重視政策をとることを要求し始めた。この結果、ブッシュ政権を支える市場原理主義者とネオコンと対立し始めた。ブッシュ体制を支える基盤が揺るぎ始めている。自由主義経済の限界が露呈し始めた」。
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《参考投稿》
株価1万4千円台に 4年半前の水準に戻る―山家悠紀夫さんに聞く(しんぶん赤旗)【小泉改革の危うさ バブル再来の恐れも】
http://asyura2.com/0510/hasan43/msg/317.html