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株価は絶対に下げない。これが小泉内格に課せられた使命だから、改革などは暇なときにやればいい<五線占い>
http://www.asyura2.com/0510/hasan43/msg/364.html
投稿者 TORA 日時 2005 年 11 月 11 日 16:29:33: CP1Vgnax47n1s
 

株式日記と経済展望
http://www5.plala.or.jp/kabusiki/kabu106.htm
http://blog.goo.ne.jp/2005tora/
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株価は絶対に下げない。これが小泉内格に課せられた使命
だから、改革などは暇なときにやればいい<五線占い>より

2005年11月11日

◆デフレ願望の本音は 平成14年9月 五線式姓名学
http://www.geocities.jp/kounmee/seijika/NitiginTonda.htm

★ 小泉内閣になって株価の下げが止まらない。日本の総資産は何百兆円も失われていく。連れて外国の株も下がるから、日本が恐慌の引き金を引くのは時間の問題になってきている。堪りかねたブッシュさんが前例通りに戦争に活路を求めているが、この解決法は劇的に利く代わりに戦後のリバウンドが恐しい。過去例外無く反動デフレがひどいのである。

 氷を溶かすには熱湯が効果的というのは誰にでも分かるが、旗本気取りの日本の官には分からないようだ。デフレを溶かすにはインフレが一番というのに、この厳冬に熱射病を恐れる愚を繰り返している。インフレの天敵がデフレで、デフレの天敵がインフレなのは外国なら子供でも分かる。だが日本の政治家には分からないと見えて、唯々諾々と官の妄言に従っている。もう誰が為政者なのか分からない有様だ。アメリカは10年も前から内需拡大を呼びかけて居るが、要するに内需拡大とはインフレにせよと言うことなのだ。

 だが日本の通貨の番人は「内政干渉だーっ」と叫ぶばかりで、デフレ菌を世界中にまき散らしている。人迷惑も何のその道のど真ん中で大の字に寝っ転がっているのである。外国のビジネスの連中はバブル時の恨みを今こそとばかり、日本のデフレを煽りにあおって買いたたく不良資産を増やし続ける。

 だがこんなに金の卵を産む鶏を殺しては元も子もないと思っているのか、或いは骨までしゃぶるつもりなのかは、籠の鶏の日本人には皆目分からない。

 まして王様の居ない科挙の官等は頭の取れたムカデ同よう勝手気ままに動めくばかり。だが行く先を知らないので日本の未来はもはや誰にも分からない。外圧をうけるとなにがしかは反応するが、国民のためとか人のための哲学などは思いつくわけもない。

◆ 一方、産業人たちは激烈な外国との戦いから、日本の行く道を日夜模索し学んでいるが、武士を装った官は彼らを卑賤と見下し決して学ばない。あげくは特権階級気取りに血税を恣にしている。官には失業がないので物価下落を望んでいるが、その頂点に立つ日銀が独自性という統帥権を手にした今、物価の下がるこんなおいしい時代を変える気になれないのだろう。

★ どんな風の吹き回しか今頃(14.9.19)になって、日銀は銀行の手持ち株を買いとると言い出した。株価対策には違いないがその規模がわずか2〜3兆円なのだという。翌日になるとそれが1兆円に下がっていたが、それもこれから銀行と交渉を始めるのだと言う。これではお茶濁しも良いところで効果は何もない。政治はド派手にやらないと効かないのだ。

 お陰で市場の反応も半日だった。先頃の国債の買い上げ同様言い訳作りなのが見え見えだ。市場もそれにふさわしい反応だったが、日銀はこれさえおっかなびっくりだったと見えて、世界でも例のない対策だと大見得を切った。一部外国新聞は反対を表明したが、金の卵はまだまだ生めると言っているに過ぎない。

★ 官僚の前例主義は何千年たっても変わらないのか。社会の変化の度合いが対数グラフになったいまでも、官の前例主義に異議を唱える議員もない。これで国益を守る民の代表とは聞いてあきれる。レミング鼠のような自殺行のまっ最中に、日本は前例が無いと何も出来ないとは呆れるほかない。引き返しはおろか岸にはい上がる知恵さえ浮かばないのか。

 進化を拒否した動物がどうなったか義務教育で学んだはずだ。時代の変化に対応しない国が生き残った例はない。これは忘れたではすまされない大問題なのだ。

 その臆病さに嫌気がさして株価が又下がりだしたが、担当者はまたぞろ「やはりインフレ策ではだめなのだ」と結論を出すに違いない。だがこれは兵力の小出しは出さないよりなお悪いという見本で、同じ出すからには銀行の手持ち株と限らずに、全銘柄を対象に銀行へ入れている膨大な資金を投資ファンドに一度にどかっと出せばいいのだ。

 全銘柄を対象にすれば不公平も無いし、それで活気づいて景気が熱して来れば、銀行もびしょ濡れの衣服を乾かす余裕が出る。なにより何十兆円もの香典を貰って死ぬ道を選ばずに済むのである。勿論日銀はこの株の値上がりで途方もない儲けを得ることになるが、1000兆円を越える公的負債を抱えているので、いくら儲けても使い道には困らない。

★ 国益のために政府はこの株を絶対に下げてはいけないのだ。従ってこれはおおっぴらのインサイダー取引なのである。政府は大もうけ間違いないというのに、損したらどうするという意見が堂々とマスコミに出てくる。当事者の見識を疑うが、政府は株価をここから反騰させればいいのだから事は簡単。あらゆる手段を総動員すればいいのである。資産に関わる税を全廃すればいいし、日銀は特別支出を全額引き受ければいい。

 日本と中国の輸出過剰が世界デフレの元凶だから、世界中に円をばらまいて世界経済を活気づければいい。だが市中から借りたのでは池で汲んだ水を池に戻すのと同じで水は少しも増えない。日銀が雨にして降らせるほか無いのである。

◆ 株価は絶対に下げない。これが小泉内格に課せられた使命だから、改革などは暇なときにやればいい。兵の配置をどんなにいじくったところで戦力は上がらない。現実の戦争では脱走兵(経済では外国移住)は銃殺ですむが負傷兵の失業者は介護が要る。脱走以上に戦力に響くのである。失業がこれ以上増えて株価が下がれば国が無くなる恐れさえ出てくる。日本を狙っている国は一つや二つではないのだから。

 戦に前例はない。日本はいまデフレとの戦いのまっ最中で、前例などに拘る必要などさらさらない。日銀が円を100兆ほども市場に持ち込めば、世界の景気は一気に回復に向かうだろう。しかしそれでも日本はインフレにならない。国民の受けた1400兆もの損害や、1000兆の負債に対する額が小さすぎるからだ。

 あなたも自分の資産について考えてみて欲しい。あなたの家がどれぐらい値下がりしたか。下がりすぎて買い換えも出来ないだろう。またあなたが株でどれぐらい損したか考えて欲しい。ゴルフの会員権も絵もコレクションも、預金だって利息を没収された損害は計り知れない。

 こんな気の狂いそうな事ばかりの中で、どうしてインフレになるほど物を買う気になれるだろうか。インフレは物不足の時にしか起こらないのだ。皆が買い占めに走ってはじめてインフレになるのだが、生産設備は有り余っているし世界中に失業者はあふれかえっている。労賃が上がる心配もほとんどない。そんなときにインフレなど起こりようがないのである。

 もし日銀の資産買い込みで万が一にもインフレが進みしだしたら、政府はその株や土地を売りに出せばたちまち引き戻せる。しかもこれで大もうけ間違いないのだから、こんなうまい話は滅多にあるものではない。まさかの時はバブル時のように市場から資金を引き揚げれば、インフレなどは跡形もなく消えてくれる。

★ 古来株価を上げるには軽度のインフレが一番だった。それで経済に悪影響が出た例は無い、とレスター.サローはイングランド銀行の統計を引用している。反対に軽度でもデフレが続けば地獄の恐慌が待っている。道は二つに一つしかないが、こんな簡単な選択肢は他にはない。地獄より天国が良いに決まっているのだ。所が日銀は十数年もインフレを恐れてデフレ政策を押し通してきた。

 インフレで損をするのが公務員で、デフレで得をするのも公務員だ。誰が公務員でもデフレを選ぶだろう。

★ ならば全ての公務員給与を物価に連動させれば良い。これで全権を持つ彼らがたちまちデフレを消し去るだろう。日本が官主主義国家なのを忘れてはいけないのだ。

● 最近わずかに日本の官も井戸から引き出されつつある様に見えた。これもジャンヌダルク田中真紀子さんの大奮闘のお陰だった。マスコミが真紀子さんをたたくのは彼らが官と一体である証明で、ジャンヌをイギリスに売った連中と何も変わらない。かすかに芽生えたこの動きを決して止めてはいけないのだ。小手調べに消された辻本清美さんへのはなむけのためにも、野党とマスコミは一丸となってこの国難に立ち向かうべきである。

 戦前の悲劇は軍官僚の独走を許したから起こったが、今回はそれが軍から官に替わったにすぎない。同じ轍を踏む恐れは極めて高い。小泉首相はイ段が多すぎて経済音痴になったが、ウ段が外人並み以上で外交面では見劣りしない。アメリカの虎の威を借りて北朝鮮に単身乗り込み、得意の化かしで丸めこもうとしたのである。だが敵もさるもの餌は取るが罠には掛からなかった。

 後を引き継ぐ外交官が日本の官ではなめられるのが落ちだ。ここはトラの威を十分に利用して全員力を合わせて頑張って欲しい。国難の高波は引きも切らずに押し寄せているのだから。

★ 兎にも角にも日銀が雀の涙ほどのへそくりを出して、清水の舞台から飛んだ気になった。この機を逃さず一気呵成に失業率を下げるよう、政府はあらゆる手を使って頑張って欲しい。もう年度を越せない企業が目白押しだ。

 イ段が二字以内でウ段のメチャ多い財界の成功者を、どんな手を使っても登用すべきである。日銀総裁の交替もこの非常時には半年後を待つ必要もない。法がなければ作ればいい。

 株式欄の会社の数がどんどん減っていく。これでどうして国が栄えると言えるだろうか。


(私のコメント)
日本の15年に及ぶ長期の不況は政府と日銀の金融政策ミスから起きているのですが、政府や日銀の官僚たちは頭が固くて前例のないことは理解できないから、バブルが崩壊したらどんなことになるのか全く分かっていなかった。バブルを潰しても景気対策を打てば簡単に景気は回復すると思っていたのだろう。今までがそうだったからだ。

しかしいったんデフレの罠にはまってしまうと金融政策が全く利かなくなってしまい、非常手段をとるしかなくなるのですが、頭が固いから意固地になるだけで、市場を見て判断しようともしなくなってしまう。株を長いことやっていれば株価が限度を超えて下げてしまうと回復力がなくなってしまう事を知っている。ところが三重野日銀総裁は株のことが分からなかった。

グリーンスパンは株のことを知っているから、一定限度以上下げないように金利を上げたり下げたりしながら、バブルの崩壊を先に延ばしている。私の株式日記で株式相場の回復こそ一番の景気対策であると主張してきたのですが、小泉首相は株のことが全く分からないらしい。不動産にしても半値以上に下げてしまうと買い替えもままならず処分しても借金だけが残り、これでは景気対策は効果がなくなってしまう。

小泉首相は外交面では超幸運型で強気ですが、経済はアメリカの言いなりだから上手くいくわけがない。どうせなら外交や選挙のように経済でも博打を打ってみれば上手くいくのかもしれない。そのアメリカもイラクで博打を打ったが上手くいかずにブッシュ大統領も早くもレイムダック状態ですが、日本は小泉内閣は順風満帆でいるのが不思議だ。

株式日記では公的資金で株価が二万円になるまで買い捲れと主張しましたが、最近では外資もようやく日本株を本格的に買い始めて上げてきた。株が上がれば投資家たちの心理も強気になって経済にも活気がよみがえってくる。もしこの事が分かっていればとっくに日本経済は回復していたのでしょうが、不良債権だって胡散霧消していたはずだ。

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