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銀行の貸出残高が増加に転じた。全国銀行協会が8日発表した10月末の全国銀行預金・貸出金速報によると、全国の大手銀行、地方銀行など計128行の貸出残高は400兆417億円と前年同月比で0.2%増えた。増加は6年7カ月ぶり。住宅ローンなど個人向け融資の拡大に加え、企業の資金需要が徐々に広がりだしたのが要因とみられる。
銀行貸し出しが増加したのは政府が大手行へ7兆円を超す公的資金を注入した1999年3月以来。銀行は不良債権処理に伴い貸し出しを減らす一方、デフレ不況下で企業も借金返済を優先してきたが、2002年以来の景気拡大がようやく資金需要の拡大につながり、銀行貸し出しが増加した。
10月末の貸出残高の銀行別の内訳をみると、今春に増加に転じた地銀は前年同月比1.2%増、第二地銀は1.7%増と堅調。都市銀行は1.1%減となお減少を続けているものの、減少幅は8月末の4.4%、9月末の2.5%と徐々に縮小している。 (23:01)
http://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20051108AT2Y0800F08112005.html