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11月3日(ブルームバーグ):米ダラス連銀のリチャード・フィッシャー総裁は3日、ハーバード大学での講演後、米経常・財政赤字とインフレ目標設定について、以下のようにコメントした。
◎経常赤字について: 「米国は米国のやり方を変える必要があるが、諸外国が変わらなければ米国も変われない」 ドイツなどの「国々は、膨大な貿易黒字がなければリセッション(景気後退)に陥るだろう」 「米国は最後の買い手だ」 「米国が国全体として消費を減らせば、世界はどうなるか分からない」
◎インフレ目標導入の見通しについて: 「バーナンキ次期米連邦準備制度理事会(FRB)議長はインフレ目標導入について過去に発言している。私個人としては、議長交代がスムーズに行われることにまず専心し、それが完了した時点で考えるのがよいと思う」
◎財政赤字について 「財税赤字の一貫した拡大は、必ずその影響が訪れる。私個人としては、財政赤字を支えるような金融政策に賛成票を投じることは断じてない」
◎海外の中央銀行による米国債保有がもたらすリスクについて: 「年金基金や保険会社の米国債保有高は合計で43兆ドル(約5050兆円)だ。全世界の中銀は合わせて4兆ドルを保有している。資産運用者は米市場を魅力ある投資先とみていると思われる」
原題: Dallas Fed's Fisher Comments on Deficits, Inflation Targets(抜粋) {NXTW NSN IPENOE0YHQ0X http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=90003009&sid=ahN8AeRYlxGc&refer=jp_top_world_news
翻訳記事に関する翻訳者への問い合わせ先:
東京 木下 晶代 Akiyo Kinoshita
akinoshita2@bloomberg.net Editor: Kakuta
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マサチューセッツ州ケンブリッジ Andrew Ward award1@bloomberg.net.
更新日時 : 2005/11/04 11:43 JST