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中国は今後5年間、国際収支の基本的な均衡を目指して、外貨管理業務に7つの重点を設定した。国家外匯管理局の胡暁煉局長がこのほど、ある会議で明らかにした。
中国共産党中央委員会は第11次五カ年計画に関する「意見」の中で、国際収支の基本的な均衡を、今後5年間の経済・社会の発展における主目標の一つに加えている。胡暁煉局長は「意見」の関連政策措置をめぐり、同計画期間中(2006〜10年)の外貨管理業務の重点として次の7点を提案した。
(1)内需をより拡大し、国内需要と海外需要とを計画的に促進する。
(2)経済成長モデルを積極的に転換し、自主革新能力を強化し、自主的な知的所有権や知識ブランドを有する国際競争力の強い優良企業を育成する。
(3)対外貿易の成長モデルを転換し、輸出入構造を最適化し、外資利用の質の向上を図るよう支援する。
(4)資本市場と通貨市場の発展に力を入れ、国内・国際の両市場とその資源をうまく活用する。
(5)管理された変動為替相場制をより進め、市場メカニズムが資源配分において基本的な役割を発揮できるようにする。
(6)資本項目での外貨交換を段階的に認め、資本流出の道を秩序立てて広げ、国内の企業と銀行のリスク回避力を増強する。
(7)国際収支におけるリスクの監視や予測、短期的な資金の流動への管理を強化し、金融の安全を確保する。
(編集YS)
「人民網日本語版」 2005年10月28日
http://j.peopledaily.com.cn/2005/10/28/jp20051028_54689.html