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2005年 10月 27日 木曜日 15:32 JST
[北京 27日 ロイター] 中国国家発展改革委員会(NDRC)は、傘下の価格監視センターが発表した報告書の中で、中国経済がハードランディングする懸念はないと指摘するとともに、人民元相場が若干上昇するとの予想を示した。
NDRCは、27日付の中国証券報に掲載された同報告書で、多大な投資を背景に供給過剰が生じる可能性があるものの、短期的にはデフレリスクはない、とした。
また、「トレンドの動向を見ると、人民元は小幅ながら上昇が続く公算が大きい」と指摘したものの、それ以上の詳細は明らかにしなかった。
NDRCは、現在の低インフレについて、インフレ率が今年急速に鈍化した点は穀物価格の大幅な変動で説明できるため、懸念材料ではない、との認識を示した。
さらに、「今年、鉱工業生産が急速かつ安定的に伸び、固定資産投資が毎月増加し、小売売上高が堅調に伸びていることを考えれば、デフレや急速な景気減退を予想するのは一段と難しい」と指摘。
その上で、「現在の経済状況から判断すると、短期的にはないが将来的にはデフレリスクがある」とし、この主な理由は、過剰投資によって生産が過剰な速度で伸びていることで、需要が追いつかなくなれば需給上の問題が生じるだろう、と指摘した。
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