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マネーを生みだす怪物 ―連邦準備制度という壮大な詐欺システム
エドワード・グリフィン (著), 吉田 利子 (翻訳)
● マネーとは壮大な幻想であり、実体は債務、借金である。
● 不換紙幣そのものが、バブルの崩壊や、「隠れた税」であるインフレを生みだす。
● 戦争が恒常化したのは、中央銀行と不換紙幣を通じて軍資金が簡単に調達できるようになってからだ。
● 金利はすべて人間の労働で支払われ、不換紙幣を創っている人々の懐に入る。
【もくじ】
まえがき
謝辞
はじめに
第1部 ジキル島で生まれたのは何者か?
1章 ジキル島への旅
2章 ゲームの名は銀行救済
3章 国民を守るためという欺瞞
4章 ホーム・スイート・ローン
5章 隠された目的
6章 新しい世界秩序の構築
第2部 マネーに関する速成講座
7章 金に謎はない
8章 金のように見えるもの
9章 マネーの秘密の「サイエンス」
10章 魔法のメカニズム
第3部 新しい錬金術
11章 ロスチャイルド・フォーミュラ
12章 ルシタニア号を沈めろ!
13章 モスクワの仮面劇
14章 金で買える最善の敵
第4部 3つの中央銀行の物語
15章 憲法が定めた真のドル
16章 怪物がアメリカにやってきた
17章 大統領と銀行総裁の闘い
18章 南北戦争の真の原因
19章 グリーンバックとその他の犯罪
第5部 収獲
20章 ロンドン・コネクション
21章 競争は罪
22章 怪物が議会を呑み込む
23章 盛大なカモの晩餐
第6部 未来へのタイムトラベル
24章 破滅へのメカニズム
25章 悲観的なシナリオ
26章 現実的なシナリオ
資料
訳者あとがき
※ 「まえがき」から少しだけ抜粋
これから始まるのは犯罪学ではなく、犯罪の物語である。最初は、1年程度でこの半分くらいのボリュームで仕上げるつもりだった。だが書きだした本はそれ自体の生命力をもちはじめ、わたしはついていくしかなかった。やっと書き終わったものを読み返したとき、わたしは1冊どころか4冊分の本を書いたことに気づいて驚いた。
これは無限のマネーと隠れたグローバル権力の物語である。良いニュースはこれがどんなフィクションよりもおもしろいということだ。本書はきっと楽しめるし、同時に学ぶことの興奮を感じられるとわたしは信じている。そして悪いニュースは、細かいところまで本書のすべてが真実だということである。
※ 「訳者あとがき」から少しだけ抜粋
本書冒頭で繰り広げられる連邦準備制度創設の元になったジキル島の秘密会議から始まり、ナポレオン戦争のころのロスチャイルドの暗躍、アメリカの第一次大戦参戦のきっかけとなったと言われるルシタニア号の沈没や、そのころの英米の金融事情、トロツキーとロシア革命などの「歴史の裏話」も、わくわくするほどおもしろい。
紹介されたときは本書の厚さにぎょっとしたものの、内容のおもしろさに惹かれて、ぜひ翻訳させてください、と頼み込んだ。
じつはゲラが出たとき、その分厚さに再び一瞬ひるんだのだが、しかし読み直してみて、やっぱりすごい!と思った。翻訳者としていままでいろいろな仕事をさせていただいたが、とにかくおもしろい、ということではこの15年で本書がぴかいち。おまけに「目から鱗が落ちる」ことうけあい、厚いけれど厚いだけのことはあり、読み始めれば厚さが気にならないくらいおもしろい、と断言する。
※ Yahoo!ブックスにあった書籍内容
無限のマネー創出が、バブル、不況、インフレ、そして戦争を引き起こす! 連邦準備制度という中央銀行システムを通じて、各国経済をあやつり、政府に金をかしつづけて、永遠に儲け続ける人々がいる! 金にリンクさせた兌換貨幣のみを法貨としていた時代には、バブルも不況もインフレも、そして大規模な戦争も起こらなかった。連邦準備制度は7人の銀行化が自分たちの利益をはかるためにつくったものであり、国民が知らぬ間にこのシステムに収奪されている事実を歴史的叙述により明らかにする衝撃の書!
【本書を読めば、謎が解ける!】
○なぜ政府の借金は雪ダルマ式に増えていくのか?
○なぜ財政赤字なのに、対外援助という名目で莫大なお金を貸すのか?
○なぜ主要な銀行を破綻させずに税金を投入するのか?
○なぜつねにどこかで戦争が起こっているのか?
○なぜ金融・銀行制度はわかりにくいのか?