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10月21日(ブルームバーグ):米サンフランシスコ連銀のイエレン総裁は 21日、国内の住宅価格の下落は米経済にとって、「路面上のかなり大きな隆起」のように感じられるかもしれないが、その衝撃は吸収できる可能性が高いとの見方を示した。
イエレン総裁はサンフランシスコでの講演原稿の中で、「将来の住宅価格の動きを予想するとわけではもちろんないものの、住宅部門が、金融当局者に検討を促すような深刻な問題を提示していることは明らかだと考える」と語った。講演の内容は先月のロンドンでの講演に近いもので、金利や景気について新たな発言はなかった。
同総裁は、住宅価格が本来の価値を逸脱していないかを調べる上で1つの指標となる”住宅価格と賃貸価格の比率”は、統計が入手可能な1970年以来の高水準に達していると指摘した。その上で、「基本的に、金融当局の生産や雇用、インフレに関する目標が脅かされる限りにおいてのみ、住宅やほかの資産の価格上昇に金融政策で対処すべきだと考える」と語った。
イエレン総裁は、住宅価格の下落は「路面上のかなり大きな隆起と感じられるぐらい大きいものかもしれない」が、米国経済は「その衝撃を吸収できる可能性が高い」と語った。米国経済に与える影響は「非常に大きなもの」とはならないだろうとの見方を示し、そうしたバブルを収縮させる上で金融政策は必ずしも最善の手段ではないと語った。
原題:Fed's Yellen Says Drop in Housing Prices Would Feel Like `Bump' (抜粋) {NXTW NSN IOQTMY0YHQ0X http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=90003009&sid=ajoR_I_RVx7U&refer=jp_home
翻訳記事に関する翻訳者への問い合わせ先:
東京 小針章子 Akiko Kobari
akobari@bloomberg.net Editor:
記事に関する記者への問い合わせ先:
カリフォルニア Vivien Lou Chen vchen1@bloomberg.net
更新日時 : 2005/10/22 15:14 JST