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(回答先: Re: 大切なのは世界を解釈するのではなく、世界を変革すること。 投稿者 南青山 日時 2006 年 2 月 28 日 04:35:32)
まず悲惨な現実があり、血に染められた悲惨な歴史(人類史)があった。
ヘーゲルは、人間がこの宇宙に登場した意味を、単に凄惨な歴史を刻むためだけでなく、その向こう側に絶対精神(絶対知)に至る過程を見ようとした。
<−− この悲惨さを生み出しているのが、人間の活動であり、それを支える考え方がある。考え方は、歴史的に発達してきた。これには、賛同する。
「哲学者たちはただ世界をさまざまに解釈してきたにすぎない。肝腎なのは、世界を変革することである。」
<−− 悲惨な現実を変えなくてはならない、
<−− そのために編み出されたのが、唯物弁証法だと、言っている?
それでは、以下はどうなるの?
国王の圧制から、自分たちを守ろうとして、イギリス市民革命も、フランス革命もあった。植民地支配から独立しようとした、ガンジーの運動もあった。悲惨な(屈辱的な)現実を、変えようとして、実行した。その背景には、市民革命を導いた思想があった。非暴力抵抗という考え方もあった。
これらは、唯物弁証法によって生み出された考え方だったわけ?