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アイスランドは世界で最初の水素エネルギー経済社会国になる
http://www.asyura2.com/0510/dispute22/msg/783.html
投稿者 hou 日時 2006 年 2 月 19 日 23:48:00: HWYlsG4gs5FRk
 

(回答先: : 資料 “自然を大切にしたい。しかしクルマのない生活は考えられない”。 投稿者 hou 日時 2006 年 2 月 19 日 23:43:48)

http://www.iceland-kankobunka.jp/topics/hydrogen-buses.htm

21世紀に入ってから、アイスランドは水素エネルギーという概念を大きく発展させ、そして世界で最初の水素エネルギー経済国家を樹立すべく大きく動き出した。

周知の通りアイスランドではこの国が必要とするほとんどの電気と暖房向けのエネルギー源が地熱と水力とで供給されている。反面、増え続ける一般の乗用車、バス、輸送車そして漁船向けの燃料は輸入の石油燃料に依存している。

こうした状況をドラスティックに変えるべく、2000年2月にアイスランディック新エネルギー社(Icelandic New Energy Ltd.)がアイスランドのグループ(51%のシェアホルダー)を中心にダイムラー・クライスラー社やロイヤル・シェル石油など私企業のジョイント・ベンチャーとして設立されて、この夢の実現に向けて大きく動き出した。ア石油燃料を水素に替えて、アイスランドに水素経済社会を創造しようとする大きなプロジェクトである。

2001年3月、水素新会社には以下の極めて具体的な6つの段階的な計画が掲げられた。;

 *レイキャヴィークに水素燃料電池で走るバスを運行させる事。

  この計画はECTOSと呼ばれている。Ecological City Transport Systemの頭文字から付いたネーミングである。

  当該プロジェクトの主軸はレイキャヴィーク市内にこのための現地設備を2001年に完全な形で導入し、2002年

  〜2004年に3台の水素燃料電池バスを市内定期バスとして運行させ、2005年までには当該プロジェクトと並行

  して社会経済的な研究を行うというもの。

 *レイキャヴィーク市内バスの車輌を段階的に水素電池の動力バスに切り替える事

 *個人が要する乗用車や輸送車にも水素燃料電池利用者を導入する事

 *水素の製造と流通システムを確立する事。ヨーロッパへの輸出。

 *メタノールなど水以外の水素担体を産出し、流通させる可能性の探求

 *水素燃料による漁船の実現

このような流れを受けて、2003年9月30日の朝、ダイムラー・クライスラー社製造の水素燃料利用の夢のバスを搭載した船がレイキャヴィークの北東部にある港スンダバッキに到着した。製造されたバスは3台で今回到着したのはその内の2台で、輸送の安全に配慮し、3台目は別便で10月初旬の到着になる。

水素燃料は水と電気から産まれるクリーンでリサイクルできるエンルギー。水素燃料バスはこの夢のエンルギ−を実用化し、従来のジーゼル・エンジン車に替わって、水素燃料電池による電気モーターで走る、環境にやさしいクリーン・エネルギー車だ。

今回到着した3台のバスは市内定期バス会社ストライトゥ(Strætó BS.)に引き渡され、10月5日にそのヴェールを脱いでレイキャヴィーク市民の前にその姿を見せた。レイキャヴィーク市バスのルートでのテスト運行のためだ。就業バスはブレイズホルトのミョゥッドから市の東郊外にあるシェル石油の水素補充ステーション(商業用としては世界で最初のもの)まで運行され、オーラブル・ラグナル・グリームスソン大統領が試乗した。水素燃料バスの乗客定員は70人、最高速度は時速80km、1回の水素補充で200kmの走行が可能。今後2年間テスト運行される。

この夢のあるプロジェクトはEUが支援して今年の3月に開始されたものでECTOSと命名され、今後4年間に亘ってレイキャヴィーク以外でもヨーロッパの10都市で計画されている。

ダイムラー・クライスラー社は現在33台の水素燃料車を製造しているが、アイスランドが引渡しの最初となる。

将来、水素エネルギ−は公共輸送機関のみならず、一般の乗用車や燃料を大量に必要とする船舶等にも利用される事になりそうだ。

こうした動きは水素エネルギーが輸入石油によるエネルギーに取って代わる第一段階に過ぎないが、必要とする全エネルギーが再用できる水力や地熱エンルギ−が自給できるアイスランドに水素エネルギー経済を確立させ得るし、アイスランドは石油燃料に依存しない世界最初の近代経済国になることは間違いないようだ。スイスに本部を置く自然保護団体WWFとアイスランド自然保護教会の共同リポートによれば、アイスランドは2020年までに車や漁船が費やす燃料の40%まで水素で賄うようになり、石油に頼らない社会は35年後の2040年ごろには実現できるだろうとしている。

 


 

 

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