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(回答先: たかすさん、貴方と私の目的は近いものだと思っております。 投稿者 ワヤクチャ 日時 2006 年 1 月 28 日 14:10:57)
>まず、貴方は今の日本は小泉や竹中によって対米従属が強化されていると思われますか?
>YESであれば、
>1.この対米従属から脱却して独立を果たすべきだと思いますか?それとも、
>2.対米従属からの独立というのは必要が無いとお考えですか?
なんか今いちこの誘導的二者択一的な質問に乗れなかったのは、日本も伝統的にどっか不合理で変な所があるじゃないかという不安があるからです。小泉や竹中は対米従属かも知れないが、どっかで対米従属だろうが自立していようが日本の国家権力は不合理でおかしいことをやらかすんじゃないかと思ってしまうからなのですね。つまり、対米従属だから問題だと言えば、悪が全てアメリカにあるのであって、日本自体は100%善な訳です。しかし、私にはこの国がアメリカなしでもそんなに良い国になるようには見えない。いや、中国やロシアの暴力的で残忍な不合理さよりはましでしょうが、この国の皇室崇拝のマスコミや警察、裁判官、天皇陛下万歳の文部官僚、教育委員会に何か少し違和感というかおかしいものを感じる訳です。民族派が中国やロシアのように大手を振って歩いてもロクなことにはならないんじゃないないかという思いがある。古めかしい甲羅をかぶった伝統派へのぬぐい難い違和感。アメリカに従属したら従属したで、強大化したら強大化したでアメリカや中国、ロシアのような大国のノリになっていくのではないか。故にどうも独立という言葉には今いち乗れないのですね。愛国や独立という言葉には伝統の名で不合理さと精神的萎縮、上位下達を強要する連中を台頭させるようないかがわしいものを少し感じる。無論、現実問題としてはたとえ難しくても対米独立は必要でしょう。実際には対米自立にはそういう右翼的な窮屈さとは無縁な境地があり、またそういうものがなければうまくいかないでしょうから。
アメリカ、中国、ロシアのみならず世界的に国民国家の統制に基づく偏狭な民族意識が益々ロクでもないものであることが明らかとなりつつあります。日本独立を目指すといっても、それは日本・アメリカ・中国といった国民国家解体への一里塚でしょう。