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“有効な働きをする”通貨を手に入れる為に。
http://www.asyura2.com/0510/dispute22/msg/423.html
投稿者 張良 日時 2005 年 12 月 04 日 02:30:37: YeLj0JQdWAK.A
張良さん申し訳ありませんでしたが、私への返信が入っていたのを最近気が付きました。ただいえますことは張良さんと私が考えている時点が相当な違いがあるという風に見ております。張良さんのは現時点での巷に氾濫している経済関係の問題点他、時間的小さな範囲の経済論ではないかという気がいたします。
このことは、張良さんばかりではなく全ての人で経済を論じている人に見受けられることだと失礼ですがそのように言うことが出来ます。その結果あまりにも多くの経済論が頭の中で堂々巡りをしているため、最終的には何がなんだか分らなくなるのではないでしょうか。
私はどちらかというと現在の経済論は出来るだけ避けています。理由としてはがっちりと骨組みとして持っているのが資本主義擁護論から出発した理論で組み立てられた経済論として複雑化し、理論を理解しようとして入ってしまったら複雑化した体系の中で出口を見失ってしまうと考えるからです。
そこで昨年の12月4日に頂いた下記の文章を参考に少し論じてみたいと思います。的外れでしたらお許しください。
張良>国債はそれを購入した人に利子をもたらします。不況で投資先がなく困っている銀行や保険会社にとって国債ほど有り難いものはありません。国の借金というより、金融機関救済策です。また、日本政府は、借金に匹敵する財産を持っていることが数日前に報道されていました。国有財産の売却というニュースです。民間の企業であれば、どれほどの借金があろうと、それに匹敵する資産があれば何の問題にもならないはずです。何故、日本政府の借金がそれほど問題なのでしょうか。問題にすることで利益を狙う人々がいるのでしょう。売却される国有財産を購入するのは誰なのでしょう。其の代金は、一体いくらなのでしょう。いや、そもそも借金を作ったのは誰なのか、何故借金が膨れ上がったのか、それらを検証し、明らかになった原因・理由を解決することなく借金返済だけを急いでも解決には程遠いのではないでしょうか。
上記の文章と関連する形のある文章を引用させてもらいますが。
ある書き込みからの引用> 日銀のバランスシート(B/S)を大雑把にみると、負債側に銀行券、資産側に国債がある。日銀は銀行券の見合いで国債を保有しており、国債買いきりオペが銀行券見合いと位置付けられているのもそのため。銀行券は金利コストのない負債であり、見合った国債の利子収入が通貨発行益となる。一万円だと一万円相当の国債がある格好で、この国債が10年物だとした場合、長期金利1.2%で、単純計算すると年120円が発行益となる。
20円の一万円とは、世の中に出回る前に日銀の金庫に眠っている20円のコストがかかった「紙切れ」を指す。これが世に出た瞬間、日銀は1万円の負債としてB/S上に計上するわけだ。なお細かい経理処理は私も良く知らない。
以上の説明を行ったら、エコノミストの方も「確かにちゃんと70兆円規模の銀行券が負債にあるねえ。通貨発行益との関係でB/Sを見たことなかったから、うっかりしていた」と納得。私も日銀の知り合いに教えてもらったときは、目からうろこ、の状態であったが。
縄文ビト これは通貨発行益(シニョリッジ)に関した文章ですが、私が特に現在関心を持っている部分ですが、ただ私も分らなくなるときがあります、そして張良さんと同じような考え方をしているのかなと思いますが。
ここで一つこれらの文とは離れますが、どなたでもよいのですが教えてもらいたいことがあります。それは「例えば日本の国民一人あたりが一日に使用する通貨の量がどのくらいのものかということです。多分日本という国全体が年間使用する『通貨の量÷国民総数÷365日=0000?』このことなのです、経済論としてどこから持ってくるのかが分らないのです。ここには政府がインフラ整備として支出する通貨、また多くの家庭が幼時から老人まで入れた一日の使用通貨。日本国内でどのぐらいの通貨があれば一日が平均した金額として円滑に動くのかということになります。
どなたか分りましたら教えてください。