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(回答先: 公務員は勉強をしない。 投稿者 ワヤクチャ 日時 2006 年 1 月 03 日 19:52:08)
大きな政府か小さな政府かは、どのような基準でいっているのか。
軍隊が強大であれば、大きな政府なのか。建設予算が小さければ小さな政府なのか。
予算規模だけでみれば、多少の圧縮はできても、高齢社会の到来で社会保障費の圧縮がむずかしければ小さな政府は困難とはいえまいか。
身分保障は、本来、公務労働の中立性や公平性と表裏一体。こっそり賄賂をもらって、取り扱いを変えるようなことを防ぐ意味もあったろう。だが、現実には、身分保障があろうとなかろうと、政治家からはじまって、汚職や不公平がまかりとおる。しかも最近は、公的資金投入など、合法的な不公平がまかりとおりつつある。
一方で、年功序列や、税の負担者が誰であるかを忘れたような労働慣行、仕事の成果を明確にしない体質など、そうしたものを改革しながら、なおかつ、結果的には、サービスの維持しつつ、人員を削減するほかないだろう。
ただ、危惧されるのは、サービスの低下や隠れた汚職、不公平、コネ社会化が進み、中立性や公正性に欠けていくというか。公務でさえそうなら、民間においてをや。ということで、世の中全体が、ますますあらぬ方向にいくかもしれないということ。
人口減少が今後進むにもかかわらず、国民意識の多様化にともなって、行政に対する要求も多様化しており、それは、電算化によっても解決できない。
地方分権には反するが、国民意識の一体化こそが、本来、行政サービスの費用対効果を最大にしてきたはずであり、いまや、民営化を通じてしか多用なニーズにはこたえられなりつつあるということだろう。
ただし、過去の莫大な借金は、多少の改革ではなくなりはしない。