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小さな政府とは何か?
歳入も歳出も抑えた政府の事だろう。
財政再建という課題の前では歳出を抑える事が肝心で歳入を抑える事はできない。
ところで問題は歳出の減らし方だ。
ヘタな削減は市場を破壊し、歳入を減らしてしまう。
小泉政権がやっている歳出削減は市場にどのような影響を与えているか?
この事の検証が必要だ。
郵政民営化は歳出削減とは関係がなかった。
あの時は「民間にできる事は民間に」という事で話を摩り替えられていた。
実際には民間にはできない業務も民間に押し付けた形になったと思う。
その結果、その業務をやめてしまうだろう。
社会福祉関係の歳出削減は自殺者と犯罪を増やした。
将来の不安から消費は冷え込んだ。
現在、消費が伸びているように言われているが金持ちが贅沢品を買っているからだろう。
格差は拡大し低所得層の不満は増大している。
小さな政府は金持ちに対する減税を行う。
アメリカも日本も同じだ。
その結果、低所得層の金持ちに対する反感は強まる。
この反感を組織する事によって貧者の政治を実現する事ができるだろう。
小さな政府は革命の条件を準備する。
革命家にとっては絶好のチャンスなのだ。
もちろん、権力側は弾圧をしようと準備しているが。