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国民作家として深い洞察力を以って日本の歴史を考えて作品を残し、多くの人に歴史の本質について問題提起した司馬遼太郎に対して、明治維新のときに活躍した英国人のグラバーがフリーメーソンだったという偏見から、司馬さんを罵倒するだけでなく人格を傷つけて得意になっているのが、幼稚な思い込みで自分がえらいと思い込んでいる副島隆彦である。その傲慢で卑劣な暴言は笑止千万であるが、こういった自己満足に酔う幼稚な日本人が跋扈しているがゆえに、小泉首相の見え透いた欺瞞政治を喜ぶような時代が続くのであり、これが亡国日本を象徴していると言って良いのである。
そのことは他の人が既に指摘しているので引用しておく。
<引用開始>
http://www.asyura2.com/0510/senkyo16/msg/1037.html
投稿者 川上久一郎 日時 2005 年 11 月 15 日 15:55:48: 8sfOwlhp6ub2U
日本では気鋭の評論家ということで気を吐いていて、次々と大衆向けの本を書きまくっている副島隆彦が、国民作家である司馬遼太郎に食らいついて吠えまくり、「司馬遼太郎を砲撃する」という本やビデオを売っている。
http://snsi-j.jp/picture/img-box/img20050813055410.jpg
だが、その劇画的なコミックスの品の無い描写の仕方と、主人公らしい副島竜彦の粗野な暴言と幼稚な時代感覚は、常識に富む日本人にとっては顰蹙ものと言うしかなく、遂に副島先生は小林よしのりの仲間に落ちぶれたという感じがひしこしとする。司馬遼太郎が「この国のかたち」や「風塵抄」で展開している、歴史に対しての豊かな感受性と鋭い洞察力に較べたら、副島のそれは落第坊主の悪たれにすぎないと言ってよい。そんな程度の人物が政治や経済の評論家として知ったかぶりを並べ、それが通用している日本という国の政治感覚は、小泉首相が、口から出任せをしているのに騙されて独裁政治を許している現状にお似合いであり、中国に日本が完全に立ち遅れていることの証拠だといえる。
それを如実に表しているのが以下のメド・イン・チャイナの作品だ。
http://cciptv.com/xiaoquan.aspx
日本の映画産業が没落して目の肥えた観客がいなくなってしまい、日本人が副島隆彦や小林よしのり達の紙芝居的な幼稚な劇画に満足している間に、シナ人達はシリコン・バリーで仕込んだ技術を使いまくり、政治的にも、技術的にも、創造性の上でも、構想力でも、日本人よりはるかに高度な水準に到達しているのを見せ付けられて、情けないと思わざるを得ないのは実にくやしいではないか。この驚異的な北京製のアニメーションを見つけて教えてくれたバルバロッサさんに感謝する。
http://asyura2.com/0505/bd41/msg/862.html