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いっけん非常に哲学的と思える思考が、実は「あたりまえ」のことだったりする。
いやそもそも哲学とは「あたりまえ」を小難しく解説しているだけであって、何かをして「哲学的である」と表現するのは形容矛盾ではなかろうか?
と、まあ、そんなことはどうでもよろしい。
実はさっきトイレに入っていて、突然あることに気がついた。
気がついたといっても、別に目新しいことではない。
そもそもが「あたりまえ」のことであって、格別文章にすることでもないのかもしれない。
だが案外、この「あたりまえ」に気づかずに、悩む必要もないことで悩んだり、下手すると自殺までしてしまう人々もいるのではないか?
そうするとやはり、ここに書いておくことは意味があることなのかもしれない。
きっと書かずに寝てしまったら、明日の朝にはすっかり忘れているだろうし。
ということで、以下は個人的メモランダム。
「何かを得るということは、何かを失うこと」
これだけである。
だがこれって、逆も真なのである。
「何かを失うということは、何かを得ること」