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(回答先: 「価格・需要・供給・利潤などはあらゆる経済学に共通するもの」⇒??? 投稿者 ODA ウォッチャーズ 日時 2005 年 10 月 28 日 22:43:31)
私は諸学説が同じ捉え方をしているとは言っていませんよ。
あなたが、ケインズとマルクスの同根論の根拠して、「ケインズ理論は、マルクスの経済学批判体系全体の中ではこの不均衡論を扱う理論、とりわけて不況局面を扱う理論だとみなすことができる」 という引用文を持ち出したので、それならといって「価格・需要・供給・利潤」といった経済学の共通考察テーマを揶揄的に持ち出したのです。
ケインズとマルクスの同根論を引用文をもってこと足れりと言われるのなら、「不況局面を扱う理論」においてマルクスとケインズがそれについて類似的認識をしているという根拠を示してください。
(古典派も不況局面を扱う理論はありますから、マルクスとケインズの内容的類似性を説明する必要があります)
>人間の認識枠に注目する、つまり、「価格」を「価格」とする認識ルールと、「他の
>価格」を「価格」とする認識ルールに還元して、討論しようとするのです。
>しかし、これも、「共通」の認識ベースが無ければ、結局、溝が深まるだけです、ね。
>そこで、「透明性」とか、「ルールの簡素化」とか、「イコール・フーテイング」と
>かの、共通のルールによる、「指導・監視・監督」という手法が好まれだすのです。
「共通」の認識ベースが無ければが溝が深まるということは了解ですが、「「透明性」とか、「ルールの簡素化」とか、「イコール・フーテイング」とかの共通のルール」と、経済論理としての“価格論”は直接の関係はありません。
経済論理としての“価格論”はルールとは無関係に経済社会の様式で考察できるものであり、ルールの欠如は、そのような“価格論”を超えた変動をもたらす要因として考察されるものです。
>多分、ここまで、言っても、御理解頂けないでしょう、ねえ。
会計ルールのような話と経済論理をごちゃ混ぜにされる人らしいことは理解できました。(苦笑)