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(回答先: 改革ファシズムを止めろ STOP THE KOIZUMI ブログ同盟に賛同します 投稿者 クエスチョン 日時 2005 年 10 月 04 日 19:57:26)
転載:http://exodus.exblog.jp/1290551/
このコメントは,世に倦む日々さんが提起されたSTOP THE KOIZUMI 【改革ファシズムを
止めるブロガー同盟】の最初のページに付けるコメントとして書いたものですが,長くなって
あふれてしまったので,ここに収録します.
STOP THE KOIZUMI 【改革ファシズムを止めるブロガー同盟】 http://nokoizumi.exblog.jp/
世に倦む日々 http://critic2.exblog.jp/
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いやー,おもしろいこと始めましたね.とってもいいと思いますよ.諸手を挙げて賛成です.
アッピールの趣旨にもほとんど齟齬を感じるところはありません.世に倦む日々さんのブロ
グをまだ熟読していないので,つかみきれていないところはあるかと思いますが...エクソ
ダス2005は一時ブログ共有というのを目指していました.実際には機能しなかったので,
今は実質個人ブログになっていますが,積極的に外部からの投稿・転載を受け入れてある
種の「運動」を模索しています.(エクソダス2005自家版 http://exodus.blogdns.com/ とい
う個人ブログも別途運用しています.)
エクソダス・ブログの基調は《脱米》という一点に尽きます.「右翼ブロガーと共闘する可能
性」ということを言われてますので,多分この点においてもそれほど認識上の懸隔はないも
のと思います.現在の危機はむしろ右のウィングから見た方がクリアに見えるということが
あります.左から見ると一種の盲点に入ってしまうような領域があるのかもしれません.
「新しい尊王攘夷運動」というのは,この意味でまったく正しい把握だと思います.田中宇さ
んが最近《親米入亜》というコンセプトを打ち出されてきたのが注目されます.《親米》と言
いつつ暗黙に《脱米》を含意しているところがファンシーなところです.
【国際ジャーナリスト田中宇,ついに《脱米》の狼煙を上げる】
http://exodus.exblog.jp/1261409/
与党が衆院の2/3の圧倒的多数を占め,その与党内部で絶対的な専制権力を握ってしま
ったのですから,ほとんど狂人にマシンガンを持たせたような状況になっています.STOP
THE KOIZUMI 改革ファシズムを止めるブロガー同盟に緩やかに連帯し,神出鬼没で柔軟
なフロント・エンド・ネットワーク※をともに構築してゆけたらと願っています.まだまだ日本
は捨てたもんじゃないという一点でがんばりましょう.
――エクソダス2005《脱米救国》国民運動(馬場英治) http://exodus.exblog.jp/
※ネットワークにはおそらく(トポロジーから考えて)前衛も後衛もないのだろう.
PS:アッピールに「殴り合う」ということばが出てきてましたね.「後で思う存分」と書かれ
ていますが,実はもう「殴り合い」は始まっています.靖国です.靖国の庭でサヨクがビラ蒔
きをしているところを右翼が暴力的に排除しようとしたものです.サヨクのおにいちゃんは口
の辺りから血を流していました.私はこのニュースをネットで見聞して非常にショックを受け
ました.私は《脱米》というのは右も左も巻き込むような巨大な運動にならない限り最終的な
勝利を得ることはないだろうと思っていたし,また選挙期間を通して(ご指摘にもあるよう
に)かなり流動化しているのが見て取れたからです.それが選挙が終わっていくらも経たない
うちに元の木阿弥でコチコチに石化してしまうのかとはっきり言って落胆しました.
【靖国神社でベンジャミン・フルフォード氏の講演会のチラシを配っていた若者が右翼だとい
う男に殴られる。】 http://www.asyura2.com/0510/senkyo15/msg/196.html
なにほどかの時間が経過した後で私の感想は少し違うものに変化しました.「いや,これは
必ずしも悪くないんじゃないか?」特にそのサヨクのおにいちゃんたちが靖国に乗り込んで
情宣しようとしているのは,もしかしたらよい兆候ではないかと思い始めました.それは,彼
らがまったく価値観を異にする人間とのコミュニケーションを回避するどころか,むしろ積極
的に捨て身で取り組もうとしていたことを意味するからです.私は暴力は大嫌いなので,殴り
合いなどは絶対やりたくありませんが,ときには男同士取っ組み合いをすることもあるのか
もしれない,と考え直しました.写真で見たところではサヨクの方は若いおにいちゃんですが,
殴っていた方はどこかの親父※ですね.私は何枚かの写真を突き合わせて,どちらも自分
の信念から止むにやまれぬところで行動していたことを看取しました.(どちらも,外部から
コントロールされたロボットではないと確認したつもりです.)
※私は写真から推定しているだけなので,事実誤認の可能性はある.
コミュニケーションがうまくゆかないとき,私たちはしばしば同じコトを別のコトバを使って表
現していることがあります.そのことに気付きさえすれば,2つの異質な世界を架橋すること
もそれほど難しいものではありません.(実際,これは人間世界でごく普通に起こっているこ
とです.)しかし,その一方で言語体系というのはある大きな概念のフルパッケージですから,
そう簡単に相互理解できるというものでもありません.多分もっとも大事なことは相手を対等
な(尊敬できる)話者として認め合うことだろうと思います.このためには,相手の抱いている
信念,大切にしている事物に対してはそれなりの敬意と丁重が当然に要求されます.その気
持ちがあれば,何時か相互理解できる日は必ず来るものと確信します.(ただし,警察が右
翼の行動には寛大で,サヨクには抑圧的であるように見えるというのは明らかに問題です.)
イラクの抵抗運動では,シーアもスンニもクルドもそれぞれ砲弾に直撃され,あるいは自爆
攻撃に巻き込まれて数え切れない死者を出しています.しかし,それでもなお彼らは「内戦
は絶対起こさない・起こさせない」と言い切っています.イラクという国民国家を分裂させ弱体
化させるという策謀は続いていますが,彼らははっきりと自分たちの主敵が占領軍であるこ
とを認識しています.私たちの状況がこれまで夢想だにしなかったほど急激に悪化した極限
にあるとしても,イラク民衆の忍耐と勇気を思い起こせば,奮い立たずにはいられません.
【イラク・レジスタンス組織はザルカウィの「シーア派への全面戦争」の呼び掛けを拒絶した!】
http://exodus.exblog.jp/1116326/