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名称はなんでもいい、「シルバープロブレム」でもかまわない。
今日、この国が直面している最大の問題は老人問題である。
このことに異論のある方はあまりおられないのではないか。
老人が増え過ぎて困っているのである。
特にこれから大量にリタイヤして年金制度を破綻させようとしている60代、いわゆる「団塊世代」は先の戦争中、いわゆる「産めよ増やせよ政策」のもとで国策として「増殖」させられた世代です。
増やされ、生きさせられ、死ぬがままに放置されようとしている世代。と呼んでいいでしょう。
先日の国会でも小泉首相が「私の在任中の借金の増加は、高齢化による社会保障費の増加が主な原因である。」と答弁しました。
戦後の物の無い苦しい時代に子供時代を生き抜き、企業戦士として、工場労働者として高度成長を支えた世代が、もう使い道が無くなったから、古くなって要らなくなったから、「後は死ぬまでの間食っていけるだけのお金は渡すから勝手にやれ。」と言われて放置されるのです。
彼ら老人達は、非常に処理の困難な「産業廃棄物」として扱われているのです。
六ヶ所村に積み上げとくしかない放射性廃棄物みたいなもんです。
廃家電製品については「家電リサイクル法」が作られ、他の廃棄物についてもリサイクルやリユースなどの対策が講じられています。
老人についても何らかの対策が必要なんじゃないでしょうか?
「自然処理」で、時に任せていていいのでしょうか?