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雑談板かこちらか迷ったが、時も時なのでこちらの方に。
オリンピック開会式の様子をTVで観た。オリンピック出場を目指していた元アスリートの私としては、オリンピックの「陰の陰謀」は十分に分かっていても、毎回観るたびに胸が熱くなる。
各国選手団のファッションを観るのも楽しみである。しかしそのたびにいつも思うのが、日本選手団のファッションの垢抜けない、野暮ったさである。勿論、美意識というものは個人差がある。そのことは、重々分かった上での、私個人の感想である。
今回の中途半端な長さのジャケットにちょこっと巻いた中途半端な長さの変なマフラー、それに野球帽・・・あれはなんだ!? しかもきれいな原色をセンスよくまとめたドイツと、黒でこれも極めて洗練されたセンスのイギリスの間にはさまれて入場したものだからもう、たまらない。
これが、あのKenzoとかIssei Miyakeなどのアメリカ人でも知っているような有名なファッション・デザイナーを輩出している日本人のファッション・センスかと思うと、もうがっかりである。
どこかのファッション会社が、日本のオリンピック委員会に「選手団の洋服代はただにしますから」とか何とかいって、あれを無料提供する代わりに「デザインについても文句を言わせない」と言うような取引でもあったのか、と勘ぐりたくもなる(あれをデザインしたのは、誰か御存知の人がいたら、お知らせください)。
フランスのファッションは、もうさすがであった! それにイタリア人がデザインしたというブラジルのファッションや、色の独特さで渋く、しかしセンスよくまとめていたイタリアもさすがである。それに、驚いたのはアメリカがあんな白と黒で決めるとは思わなかったこと! 今までにはない色使いだ。
ファッションから話題がそれるが、ヨーコが出てきて、「イマジン」のメッセージを朗読したのには驚いた。相変わらず「Love & Peace」であるが、去年が「ジョン・レノン没後25周年」であったにしても、いささか「唐突」な感はした。世界銀行のえらいさんをやっている(または、やっていた)彼女の妹の夫がイタリア人だが、このことが何か関係しているのだろうか?それとも、何か他の理由が?(笑)
それからルチアーノ・パバロッティが出てきて、歌ったのにもショックを受けた。彼は何年か前に、日本公演を最後に引退したのではなかったのか?
最後というので、友人にそのコンサートの様子をビデオで送ってもらって観たのだが、立つのもやっとという感じで、高いすに中がけで歌っており、声の張りもなく、音程は外れるわ、顔のしわは多いわで、見るも無残であった。
ところが今回は顔も昔の感じで(しわとりでもやったような)、声も「3大テノール」時代を思い出させる張りで、堂々の歌いっぷりであった! 感動した!
さすが「芸術の国・イタリア」を十分に感じさせられた開会式の演出であった。
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