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有識者報告書は共産党が30年かけて準備し、狡智に構成?(草莽崛起 ーPRIDE OF JAPAN)
http://www.asyura2.com/0510/bd42/msg/918.html
投稿者 熊野孤道 日時 2006 年 2 月 08 日 16:33:31: Lif1sDmyA6Ww.
 

(回答先: 「草莽崛起 ーPRIDE OF JAPAN」というサイトを発見したが内容は右派思想 投稿者 熊野孤道 日時 2006 年 2 月 06 日 23:21:35)

先の投稿でも以下引用する記事へのリンクをしておいたが、政治板でも同様の投稿がなされており、

『左翼陰謀論の極北』(opeblo) ― 月刊「致知」2月号が女系天皇を左翼=共産党の陰謀説
http://www.asyura2.com/0601/senkyo19/msg/334.html
投稿者 gataro 日時 2006 年 2 月 07 日 07:58:36: KbIx4LOvH6Ccw

なおかつ、以下引用する記事の方が詳細に書かれているので引用することにした。
内容を判断されるのは読まれる方次第だが、「無茶苦茶」としか言いようが無い。
正に「空耳」といったところだろうか。


草莽崛起 ーPRIDE OF JAPANからhttp://prideofjapan.blog10.fc2.com/blog-entry-247.htmlより引用

2006年01月23日

有識者報告書は共産党が30年かけて準備し、狡智に構成?

昨年、11月下旬に毎日新聞は「政府内部での検討がはじまったのは1997年(平成9年)からとされ、決して小泉内閣によりこの問題が提起されたものではないことが明らかにされているのである(「皇室典範改正:内閣・宮内庁OBら、97年から極秘検討会」「皇室『新時代』へ:女性・女系天皇の容認」など計4本の記事による)」

毎日の記事によれば、この政府部内の研究会のメンバーには、前内閣官房副長官の古川貞二郎氏、元最高裁判事の園部逸夫氏らの名前が挙げられています。言うまでもなく、両氏は今回の有識者会議の中心的なメンバーであり、これは重要なポイントで、今回の皇室典範改定の動きの当初からの源泉に、この二人が存在していることを示しています。

一方、『致知』(2006年2月号p.62−p.71)の「なぜ女性・女系天皇ではいけないのか」のテーマの下、渡部昇一氏と中川八洋氏の特別対談で、中川氏は「天皇制転覆を狙う彼らのこの結論は、有識者会議が議論してまとめたものではない。皇統断絶による天皇制自然消滅のシナリオは、共産党が1970年初頭から、30年かけて準備し、狡智に構成してきたものである。」と言い切っています。

また、中川氏は「吉川弘之氏(「有識者会議」座長):元東大学長は学生時代(昭和27−31)に学生運動をやった。その頃の学生運動は共産党の学生部組織(民主青年同盟)しかなかった。

ゴリゴリの共産党系の天皇制廃止信奉者だから「新しい歴史をつくる(=天皇・皇室制度を消滅させる)」とか、「新しい皇室制度の<制度設計>をする(=伝統はすべて破壊・女系天皇を導入する)」とか平然と言ってきた。」といっています。

吉川座長の兄は共産党であることを突き止めていますが、吉川座長もマルキストであることはあり得る話です。まずは上記の裏付けがあればよいのですが、これが本当だとすれば、符合が一致する点があります。


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ある方からの情報を下に構成し、転送しますのでご参照いただければ幸いです。

●中川八洋氏:筑波大教授。
2005年4月『皇統断絶―女性天皇は、皇室の終焉』(ビジネス社)を刊行。
●渡部昇一:上智大学名誉教授

(以下、中川氏の発言を中心に抄録する:)

日本共産党の皇室廃止戦略とその経過

●女性・女系天皇制度導入とは、天皇・皇室制度廃絶の新しい共産主義革命である。日本の皇統においては、女性・女系天皇を容認すれば、皇統断絶に至る。

●天皇制はヨーロッパの相続家産(相続財産:王家に苗字があることからも明らか)としての王位とは性格を異にしている。

「有識者会議」の真の狙いと経過は以下である。

■天皇制転覆を狙う彼らのこの結論は、有識者会議が議論してまとめたものではない。皇統断絶による天皇制自然消滅のシナリオは、共産党が1970年初頭から、30年かけて準備し、狡智に構成してきたものである。

■1927年、1932年のコミンテルン・テーゼ以来共産主義者によって唱えられてきた天皇制廃止は、1950年代末までは「天皇退位→裁判→絞首刑」というものであった。

■彼らは1970年代以降、皇族ゼロ/即位希望の皇位継承者ゼロにする戦術に転換した。日共は、女性天皇を立てることで皇統を断絶し、自然に天皇制を廃止できると確信したようである。

■この天皇制度自然消滅の革命シナリオは、1993年の皇太子殿下ご成婚の頃から具体化されたようだ。小和田家の家系からして、内親王の誕生しか期待できないと踏んだ。

■そして妃殿下ご懐妊報道のあった2001年4月に、内閣法制局が前面に出て、女性・女系天皇制度導入という革命の決行が本格化した。

■皇室典範の改悪は内閣提出法案でしかできないため、改悪を起草するのは、内閣府ではなく、内閣法制局にならざるを得ない。共産党はここに目をつけ、内閣法制局の共産党系法律事務官に命じた。

内閣法制局アカハタ派の陰謀 

■「有識者会議」メンバーも、この内閣法制局の「赤旗グループ」が選任した。

■内閣法制局は、2001年12月の愛子内親王ご誕生と同時に、『文藝春秋』2002年3月号に、「女性天皇容認!内閣法制局が極秘に進める これが『皇室典範』改正草案」という題の論文を載せ狼煙を上げた。

■2002年4月に園部逸夫氏(有識者会議座長代理)が『皇室法概論』という大冊を出版した。実際の著者ではなく、名義貸しとも言われる。有識者会議の『報告書』は、この『皇室法概論』そのままである。 
 
(園部逸夫氏:京大法学部卒、最高裁調査官、筑波大・成蹊大教授を経て、最高裁判事(1989-1999)、皇室会議(1995-1999)にも連なった)
専門は、共産党系のオンブズマン運動や住民訴訟を拡大合法化する法制度づくり。原告適格性の拡大に努めた。自衛隊・米軍基地反対闘争などに尽力した。

吉川座長の正体は学生時代からのコミュニスト! 

●吉川弘之氏(「有識者会議」座長):元東大学長

学生時代(昭和27−31)に学生運動をやった。その頃の学生運動は共産党の学生部組織(民主青年同盟)しかなかった。

ゴリゴリの共産党系の天皇制廃止信奉者だから「新しい歴史をつくる(=天皇・皇室制度を消滅させる)」とか、「新しい皇室制度の<制度設計>をする(=伝統はすべて破壊・女系天皇を導入する)」とか平然と言ってきた。

●佐々木毅氏:前東大学長。
社会主義協会系の天皇制廃止論者。民間臨調などで90年代初頭から今日まで自民党の追い落としをやってきた強烈な社会主義者。

有識者会議は内閣法制局共産党系による選任 

●これらの「有識者会議」メンバー選びは、内閣法制局の共産党系の連中がやった。「有識者会議」とは天皇制廃止のプロ集団である。

●非常に厳しい状況である。小泉首相は内閣法制局と共鳴している節があるから、『報告書』どおりの法案が提出されるはずである。

真っ赤なウソの憲法解釈!

●吉川座長は、「憲法が女性・女系天皇を認めている」「報告書は憲法に従った」のだという、真赤な嘘の憲法解釈(憲法歪曲) までしている。園部氏の『皇室法概論』の援用である。

●しかも「憲法の解釈権は『有識者会議』が持っている」とまで主張(する許すべからざる傲慢な発言)は、法律の制定権と解釈権は共産党にしかないというレーニンやスターリンと同じ思考であることを示している。

●「皇位継承が男系である定めは日本の伝統に依拠する」としてきた、これまでの多数説の憲法学説を最初から切り捨てている。

●国会に提出された場合、天皇制堅持派が憲法学上の土俵の議論で理論的に突き崩すことが出来なければ、敗北は必至である。

●これからの3ヶ月間が勝負である。これに失敗して女性・女系天皇が容認されると、皇統は断絶し、天皇制廃止に行き着くのは、火を見るよりも明らかである。

皇位がなぜ男系男子でなければならないか? 

●(渡部氏:稲の種子はどんな畠に播いても稲が生えてくる。畠は播く種子によって生えてくるものが違う。 種子には連続性のイメージがあるが、畠にはそれがない。Y染色体のことを古来日本人は直感的に知っていたことになる。

●男系による皇位の継承は日本という国の根本的な精神性と結びついている。男系による皇位継承は日本そのものである。

●男系男子のみ神武天皇以来のY染色体がまったく変化を受けることなく受け継がれるという科学上の真理を広めたのは八木秀次氏の功績である。

●男系による皇位継承が万世一系のための唯一の方策である理由がすごく分りやすくなった。2千年間、遺伝子もY染色体も知らない国民が直感的に天皇の正統性の重要な柱をそこに見たのである。


女性・女系天皇ではなぜ皇統が断絶するのか?

●史上八人の女性天皇のうち、四方は寡后・寡妃、四方は生涯独身を通された。愛子内親王は(皇太子)に決まったら、結婚し、お子をもうけるのは、伝統に反する。

●女性天皇の夫君を何とお呼びするのか、日本語には言葉がない。女性天皇に配偶者のない伝統を裏付ける証拠の一つである。

●女性天皇と結婚する男性は果たしているか。結婚相手となるような皇族男子はいない。

●宮家とは、男系男子が当主であるものをいい、予備の男系男子の皇胤を保存するフェール・セーフ制度である。
 
●養子を迎えるというのも論外。皇室を、姓のある武家や商家の「家」制度と混同してはならない。皇統125代で養子の例は皆無である。

●「愛子天皇陛下」が崩御されるのは、2098年前後であろう。おそらく生涯独身であらせられるだろうから、そのときの皇族はゼロ。「愛子天皇陛下」は“最後の天皇”になると推定しておかねばならない。女性宮家はとっくに絶滅しているだろう。

●以上のように「女性・女系天皇容認とは、皇統断絶による天皇制廃止である」ことは明白である。

「有識者会議」の第一子優先という『報告書』は、女性天皇を立てることによって天皇制廃止にもっていく共産党のシナリオを、法律的な表現に直したものである。

日本共産党の深謀遠慮がいま現実に

●渡部氏:日本の近現代史を見ると、悪いこと、困難なことはすべて共産主義イデオロギーに由来している。そして今、共産党の天皇制廃止のシナリオに操られて、日本の根底を覆すようなことが行われようとしている。断固許してはならない。

●1946年、GHQが創った憲法の第1条、第2条に便乗したのが、我妻栄、宮澤俊義、中川善之助の共産党員やシンパで、女性天皇や女性宮家を強く主張した(臨時法制調査会)。 他の日本人委員によって辛うじて男系男子天皇と男系男子宮家は護持された。

●このとき少数派であった宮澤らの天皇制自然消滅策を、今般の「有識者会議」が完全に復活させた。絵に描いたように、「宮澤俊義→横田耕一/園田逸夫→『報告書』」となっている。

●渡部氏:共産主義者の一掃なしには、日本の皇統ばかりか日本自身が危ない)
 
●吉川弘之座長は、皇室の意見を聞く必要はないと一切取り合わない。挙句の果てに天皇・皇族のご意向を聞くことは憲法違反だとまでうそぶく。

●三笠宮寛仁殿下のエッセイに対して「どうってことない」と言っている。

●皇室の意見を聞かないのは、男系男子による皇位継承の意向が強く出るのを承知しているからだ。

スターリン教徒が座長をつとめる「有識者会議」は男系男子を潰すためなら、常識や法に反しようが、あらゆる詭弁も嘘もためらわず天皇・皇族のご意向排除に躍起になっている。

■〈愛子内親王の世代に男系男子がゼロになるという現実問題への対応〉


唯一の方法は、旧皇族の皇籍復帰である 

●現実には皇統を継続する方法はこれ以外にはない。1947年に臣籍降下された11宮家(家、家、閑院宮、東久邇家、朝香家、家、北白川家、竹田家、東伏見宮、華頂宮、小松宮)はすべて、北朝三代天皇の皇長子を初代とする、持明院の嫡流である伏見宮系の“祖系”である。

●伏見宮系とは、皇統に難が生じた時には大統(天皇位)を次ぐというのが6百年前から定まっている皇位継承法である。光格天皇(第119代)から今上陛下(第125代)に至る閑院宮系は伏見宮系の支流である。

●60年間一般庶民としての生活を送ってきた人々が皇族に復してもどうか、という意見があるが、それは歴史を知らない手合いの暴論である。

臣籍から皇籍復帰の例

●臣籍から皇籍復帰の例は数十名を超える。 そのうち天皇の位につかれたのが、宇多天皇(第59代)と醍醐天皇(第60 代)

●2045年頃の「徳仁天皇陛下」の崩御まであと40年もある。40年間皇族として生活されれば旧皇族の方々であるから立派な皇族になられる。

●皇籍に復帰する候補としては、2005年 1月1日現在で45歳以下の男系男子に限れば、久邇家、賀陽家、朝香家、東久邇家、竹田家の5家の、合計14名である。

●実際に天皇の位につかれる可能性があるのは、この14名中の3名で、東久邇宮昭彦殿下の御男子1名(2歳) と賀陽宮正憲殿下の御男子2名(小学生)の、合わせて3名である(括弧内は1月8日付け産経記事による。

●皇位は「今上陛下→徳仁皇太子殿下→(秋篠宮殿下)→X」のXのところである。その頃工期三方とも45歳前後である。

愛子様は皇后になっていただく

●愛子内親王にはその皇后になっていただく。ふさわしい方が3人もおられる。うれしいことである。

●現・皇室典範は一旦臣籍に降下した者の皇籍復帰を禁じているので、この皇籍復帰を実現するためには、皇室典範の改正が必要である。


皇室典範の改正点は 

●第十五条に「第十五条の二 臣籍に入った皇族のまたはその嫡男系嫡出の男子子孫の、皇族に復するに当たっては、皇室会議の議を経るを要する」を追加する。

●皇位継承の最核心部分なので、繰り返す:

徳仁皇太子殿下のあと、秋篠宮殿下への継承が短期間あっても、皇位の世継ぎの問題発生がこれから約40年先の2045年頃には必ず起きるが、いま旧皇族が皇籍に復帰すれば40年という時間的余裕が出来る。御三方を儲君に治定し即位するまでの40年である。これは天皇となるための教育を受けるには充分の時間である。

有識者会議案のウソと真の狙いは? 

■渡部氏:これまでの議論をまとめると、「有識者会議」の言う「世襲による天皇制を安定的に維持する」と称して、女性・女系天皇を導入するのは全くの虚構である。

●女性・女系天皇容認を打ち出した「有識者会議」の『報告書』を潰すには、こちらもしっかりとした論理と現実的方策で対抗する必要がある。それには旧皇族の皇籍復帰の一点しかない。

●これが実現すれば、男系男子の継続は何の不安もなくなり、問題は一挙に解決する。

●「有識者会議」は旧皇族の皇籍復帰を事実上排除した。彼らの狙いは明確で、天皇制廃止しかないからだ。 皇統が安定的に護持されるような事態を排除することに努め、旧皇族の皇籍復帰には一切触れていない。

この3ヶ月が勝負である 

●この3ヶ月が勝負である。この3ヶ月で日本の運命が決まる。法案提出阻止に失敗したら、今世紀末には日本そのものの存立が危うい状態になるのは間違いない。

●皇統が断絶し、天皇が日本にいなくなったら、日本は崩壊していく以外にない。単に日本が日本でなくなるだけではなく、どんな形の日本もなくなる。

●渡部氏:日本とギリシャの神話の構造は似てはいるが、ギリシャのそれは遺跡と化して死んでいる。だが日本では生きている。神代以来の伝統が今に生きている。現代に生きている神々の中心にいるのが天皇で、国民に敬われ、親しまれている。これこそ日本である。

●渡部氏:日本人としてよって立つ根源は何かが分かり、そこに恩と恵みを感じたら、その恩に感謝し、報いなければ、正しい日本国民ではない。すべての人が1240年前の和気清麻呂公にならなければならない時だ。


2006/01/23(月) 12:09:42| 皇室問題| トラックバック:6| コメント:10

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