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2000年9月12日 火曜日
☆航空学園を視察/地元経済団体
http://www.cosmos.ne.jp/~miyako-m/htm/news/000912.htm
伊良部町下地島への航空大学誘致運動を促進しようと、中尾英筰沖縄宮古商工会議所会頭ら宮古圏域の経済団体の代表らは今月七、八の二日間、山梨県北巨摩郡にある日本航空大学校、同高等学校、北海道千歳市にある同専門学校を視察した。中尾会頭は二日間の視察を終えて「宮古にとって必要な教育産業だと思う。ぜひ誘致を実現させたい」と話した。一方で、中尾会頭らと懇談した日本航空学園の梅沢重雄理事長は「全国から誘致がある。沖縄の場合、県の考え方が全く見えない状況」と話し、県への働きかけを促した。今月中に圏域の行政や各団体を網羅して誘致期成会を発足させることにしているが、今回はその事前行動として、経済団体の代表らが視察を行った。
視察メンバーは七日午後九時ごろに山梨県の日本航空学園に到着。生徒らの歓迎を受けた後、梅沢理事長らと懇談し、説明を受けた。その学園内をくまなく視察し、授業や実習の様子などを視察した。中尾会頭は学園側に下地島での航空大学開設の強い要望を伝えた。 梅沢理事長は懇談の席で、「米軍基地が返還されるという話を聞き、その跡地に航空大学をつくれないか、ということで沖縄を訪れた。その時に、返還まで時間を要する米軍基地より、もっと良い場所があるということで紹介された」と下地島での航空大学開設の動きのきっかけを明かした。
また全国各地から誘致の動きがあることを紹介しながら、「沖縄の場合、伊良部町など地元は積極的だが、沖縄県自体の考え方が見えない」と話し、県の積極的な動きがなければ開設は厳しいとの認識を示し、県側への働きかけを促した。梅沢理事長の考えに対し、視察に同行した砂川佳一、坂井民二の両県議は、県への働きかけについて、県議会を巻き込んだ形で進めていきたいと答えた。
伊良部町下地島での航空大学誘致の動きは昨年からあり、現在は日本航空学園から職員一人が伊良部町に派遣され、事前準備に取り組んでいる。航空大学の設立予算は百五十億円程度を見込んでおり、そのうち百四十五億円を地元、県、国で賄うことになり、その予算確保のためにも県側の積極的な動きが不可欠となっている。
視察を終えた中尾会頭は「これからの空の時代に向けては、有望な事業だと思う。特に学生を見て、目的意識がしっかりとしており、素晴らしい学園運営をしていると感じた。航空大学誘致に向けて今後は、行政を含めより多くの人に視察をしてもらいたい。圏域一体となった形で運動を進めていければと思う」と話した。
これまでの町内における設立準備委員会発足、宮古市町村会の誘致決議採択、町議会の誘致決議などを踏まえ、今後発足する誘致期成会の事前行動として今回の視察は行われた。
視察メンバーは六日に宮古を発ち、七日に山梨県の大学校、高等学校、八日に北海道の専門学校を視察し、九日に帰島した。
視察したメンバーは次のとおり。
▽中尾英筰沖縄宮古商工会議所会頭(団長)▽下地義治同副会頭▽野津武彦同副会頭▽座喜味毅宮古青年会議所理事長▽下地正芳同副理事長▽仲間秀夫県建設業協会宮古支部長▽下地米蔵宮古空港ターミナル社長▽渡久山明宮古観光協会事務局長▽砂川佳一県議▽坂井民二県議
梅沢理事長らと懇談する視察団のメンバー=北海道・日本航空学園
http://www.cosmos.ne.jp/~miyako-m/photo/0912/sora.jpg
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