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□靖国神社「遊就館」に行ってみた [ゲンダイ]
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__1684046/detail
靖国神社「遊就館」に行ってみた
小泉首相の靖国参拝に中韓両国だけでなく、米国まで難色を示しているという。靖国神社本殿の脇にある戦争博物館「遊就館」には、先の大戦は米国が日本を資源禁輸で追い詰めたのが原因。白人優越打破の戦いだったと説明しているからだ。
そういえば、読売のドンの渡辺恒雄氏(79)も「軍国主義をあおり、礼賛する展示品を並べた博物館を、靖国神社が経営しているわけだ。そんなところに首相が参拝するのはおかしい」と吠えていた。
よっぽどヤバイ施設なのか。記者がじっくりと見てきた。
とにかく、デカい。02年7月に大増築された施設は総面積1万1200平方メートル。新館入り口には、復元された「ゼロ戦」が。玄関ホールにはカノン砲が置いてある。ナマの兵器を初めて見る記者は、圧倒されるばかりだ。
大人800円の入館券を購入して展示コーナーへ。20部屋に仕切られた展示室は、古墳時代から第2次大戦までの日本の戦史をたどる仕掛けだ。映像、音響、パネルと工夫がこらされ、軍服や兵器がガラスケースに並ぶ。なぜか中国から持ち帰った戦利品も堂々と展示されている。
圧巻は「日露戦争パノラマ館」。3面スクリーンが戦闘風景を映し出し、勇ましいナレーションが流れる。兵士の雄叫び、轟く大砲の効果音にまじり「軍艦マーチ」が鳴り響く。「プロジェクトX」ばりの演出で、当時の陸海軍の戦績を称えるのだ。
大きなスペースを割いているのは、やはり「大東亜戦争」のコーナー。勇敢に散った“軍神”のエピソードや遺品は豊富だが、戦争に苦しんだ庶民生活や戦争指導者の責任には一切、触れていない。展示室の最後には、壁が戦没者の遺影で埋め尽くされ、東条英機の写真もしっかり飾ってある。
約2時間で展示室を回りきると、最後は大型兵器がズラリと並ぶ大展示室がお出迎えだ。戦車や戦闘機のほか、ロケット特攻機「桜花11型」や、人間魚雷「回天」が当時のままの姿で展示されていた。小泉首相は「はからずも戦争の犠牲になった人を追悼する」というが、遊就館を見る限り、兵隊さんは喜び勇んで戦地に行ったとしか思えない。
【2006年1月31日掲載】
2006年02月03日10時00分
▽靖国神社遊就館ホームページ
http://www.yasukuni.jp/~yusyukan/
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