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(回答先: 9・11事件を判断するための明確な視点を持つべきです 投稿者 バルセロナより愛を込めて 日時 2006 年 1 月 26 日 10:42:10)
「戦艦ミズーリを奪取せよ」「ダーティ・ボマー」「ぼくらはみんな、ここにいる」「神はサイコロを振らない」などの著書で知られる小説家の大石英司氏が、ご自身のブログ「大石英司の代替空港」のなかで、航空技術に精通した立場(プロフィールに「航空技術協会会員」とあり)として、ビートたけし司会の「9・11陰謀番組」について批判的な文章を書いていた。参考までに、その部分を以下転載して紹介しておきたい。これについて航空技術に精通した人からのさらなる反論を望みたいところではあるが…
http://eiji.txt-nifty.com/diary/2004/09/post_11.html
(転載はじめ)
* 19:00 ビートたけしのこんなはずでは!!世界を震撼9・11同時多発テロ!!ブッシュは全てを知っていた!?7つの疑惑▽重大証言!!WTCビル激突はリモート操作!?国防総省は突入(秘)替え玉説▽華氏911超えたビンラディン一族との(秘)親密疑惑と石油利権
最初の30分は、まだまともなんだよね、ユナイテッド93便の破片が、激突現場の13キロ手前から点在していたというもので、これは謎ですよね。3キロなら衝撃で飛んだであり得るけれど、13キロではまずあり得ない。たぶん、激突前に機体に穴が空いたか、誰かがドアを開けようとしたんでしょう。飛び降りるためか、犯人を機外に出すためか。
F‐16が撃墜した(マッハのショックウェーブが地震計に記録されているらしい)とか言うけれど、私はその可能性は無いと思っています。その理由は、第一撃からこの93便の墜落まで、実は85分近い時間差があって、さすがに平和を満喫している空軍でもミサイルを下げた戦闘機を上空に上げる程度のことはできるでしょう。でも、インターセプトできたかどうかは非常に怪しい。素人さんは、その辺りの着眼点をそもそも持ちようがないけれど、あたしらがまず気になるのは、どこの誰がどうやって目標をトレースしてその戦闘機をぶつけたんだ? という疑問がわくのに、それを調べた人はいないんだよね。
彼我の巡航スピードを考えると、戦闘機で旅客機に追い着くって相当のことで、KAL機の撃墜事件でも、それで何度も防空軍はロストしている。もし戦闘機で撃墜したとなると、たぶんファーストアタックの直後に上がって無いと追い着くのは無理だし、戦闘機らしきものを目撃したという怪しい証言はあるけれど、いずれも単機の話で、編隊でことに当たる、米空軍のレギュレーションにも反している。
その後の、電話は地上と通じたのか? というのは、座席電話は通じていたということを無視しているし、携帯を持って上空に上がってテストすると、僅か10.000フィートで通話不能になるんだけど、3年前のアメリカのキャリアの方式って、今と同じなんだろうか? 確か、GSMの第一世代が残っていたはずで、あれは無茶パワーが強いんですよね。
それで、番組として「電話があったのは事実だろうが飛行機からじゃない。音声の合成技術で他人の声を作って誰かが遺族となる人々に掛けたんだ」となって、後は見事なデムパ・モード。
DODに突っ込んだアメリカン航空77便に関して、残骸が少なすぎると言っているんだが(それを証言させられた鍛冶先生! まさかあんなデムパ番組だとは思いもしなかったに違いない)、燃えた後の飛行機の残骸って、あんなものですよ。エンジンにしたって、ビルの中にめり込んでいるだから。番組中でワンカットだけ、人間の膝くらいの高さの丸い円盤の写真をして、757のエンジンにしては小さすぎると言っているが、たぶんあれはタービンの軸受け盤か後部ステージの方でしょう。別に不思議は無い。逆に番組が言うようにあれがグローバルホークのものだったら大きすぎる。
旅客機はあんな低い高度は飛べないとか言っているが、だったらどうやって着陸するんだ? レーダーにはぎりぎりまで映っていたそうだが(レーダー画面を覗いていた管制官は、まるで軍用機のような操縦性だったと言っているが、グローバルホークの操縦応答性は、たぶん旅客機以下だよ)、グローバルホークはステルスでは無いとは言え、民間レーダーで捕捉できるかどうかは疑問。公開された激突シーンの監視カメラビデオには突っ込む寸前の数カットが抜かれているんだが、遺族の心情を考えれば別に不思議は無い。
あと、グローバルホークの巡航速度は、低空では知れているから、地上から目撃されずに突っ込むのは無理でしょう。てか、もしあれが77便で無かったとしたら、77便は何処へ消えたんだ? って話になる。
テロリストには767の操縦は無理だったは下らないからパスして、遠隔操縦技術でビルに突っ込ませたに関しても、それは無い。なぜなら、ラジコンで飛ばしたにしては下手過ぎるから。遠隔操縦自体は、70年代には確立されていた技術で、707でクラッシュテストやったし、空自だってQF‐104を標的機にして硫黄島で運用していたのは、あれは90年前後だったか。いずれにしても、実際にこの技術に携わっている人々からみたら、自分らの技術はあんなに酷くは無いというのが本音でしょう。
2ちゃんねるから、キラリと光った感想二つ。
【これ見てたら藤岡隊長が全くリスクを負ってないのがわかるだろ。
だからあれは駄作番組なんだよ 】
【「捏造」「偏向」「やらせ」「妄想」
この4つを抜いたらテロ朝じゃなくなるじゃん。】
でも、この手の番組をただのデムパ番組だと片づけられないんだよね。当のアメリカで出ているこの手の9.11に纏わるヨタ話って、われわれの想像を遙かに超えるレベルなんですよ。未だにWTCビルで、事前に爆発を見たとかの情報がバカスカ出てくるんだから。世に陰謀の種は尽きず。
* CX、天に昇った命、地に舞い降りた命 「9・11テロ」で逝った夫へ、残された子供達へ
日曜、起きて、CXの富士銀行遺族ドキュメンタリードラマに涙する。和久井映見、実生活もギャンブラーの旦那に振り回されて苦労しただけあって、この手の薄幸な女役は上手い。で、でも、昨夜のテロ朝のト番組が脳裏から離れない _| ̄|○ ノノ。
良いんだよ、テロ朝。NHKとCXに比べて、うちはト番組かよノノ、と嘆くことはない。良質のドラマは視聴者に感動を残すが、御社のトンデモ路線は、陰謀好きなヲタクにネタを提供してくれるから。
(転載おわり)
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