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太田龍の時事寸評:今日のアメリカを覆うニヒリズム。そしてその正体は何か。
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投稿者 XL 日時 2006 年 1 月 24 日 23:14:45: 5Sn8OMNzpaIBE
 

今日のアメリカを覆うニヒリズム。そしてその正体は何か。


更新 平成18年01月11日00時34分

平成十八年(二〇〇六年)一月十日(火)
(第一千五百五十回)

○「アメリカン・フリープレス」二〇〇六年一月十六日号、二十一頁。

○チャーリー・リース Charley Reese

○「アメリカの”文化”は自滅しつつある」
 「米国は毎日、毎日、一日ごとに、頭がおかしくなり退廃を深めて居る」

○この記事は、後日、全文翻訳して、週刊日本新聞に掲載したい。

○ Secularism,hedonism and nihilism,which characterize today's
  culture,spell the death of any civilization.It may well be
  that Western committed suicide,as some have argued.........

  (世俗主義『脱宗教、無宗教』、快楽至上主義、そしてニヒリズム。
  それが、今日の米国の文化を特徴づけるものであるが、それは、いか
  なる文明をも死滅させることに成るであろう。或る人々が説くように、
  西洋文明は既に自殺してしまった、と言ってもおかしくはない。)

○自殺しつつある米国の文化についてここで言われて居ることは、
 日本にとって無縁、無関係なものではあり得ない。

○米国のもっとも邪悪なもの、もっとも、危険な退廃とニヒリズム。

○それが今、売国奴小泉政権の下で、フリーパスで、
 日本に流れ込んで居る。

○ここで、「ニヒリズム」とある。

○このことに、注目しなければならない。

○何故なら、アルバート・パイクの一八七一年八月十五日付、
 マッチーニ(三百人委員会)あての書簡で展開された、

○第三次世界大戦のアジェンダ(行動計画)においては、

○NWOの完成のための第三次世界大戦の最終段階の一方の主役は、

○まさしく、この「ニヒリズム」、

○とされて居る。

○「ニヒリズム」と言う用語が全世界に公然、流布されたその最初は、

○かの悪名高い、
 ネチャーエフの「革命家のカテキズム(教義入門、教義原理書)」
 である。

○このネチャーエフ文書は、以前に、なんらかのかたちで日本語に翻訳
 されたことがあると記憶して居るが、今、筆者の手許にはない。

○デス・グリフィンの古典的著作「奴隷制への転落」の中に、

○「破壊の科学」、

○と言う章があり、

○これは、ネチャーエフの「革命家のカテキズム」についての論評、
 及びその英訳全文である。

○ネチャーエフは、
 ドストエフスキーの有名な小説「悪霊」の主人公のモデルである。

○ニヒリズムは、ニーチェ主義と結び付くが、両者はイコールでは
 ないだろう。

○「シオン長老の議定書」は、
 「我々(シオン長老団)」が、ゴイムをペテンにかけるための道具として、

  (1)ダーウィン ダーウィン主義
  (2)マルクス  マルクス主義
  (3)ニーチェ  ニーチェ主義

○この三者を列挙したことは有名である。

○しかし、第三次世界大戦の最終段階でその主役の一方として登場すべき
 このニヒリズムは、

○今、どこに存在するのか。

○それは、まさしく、今の「米国」である。

○今の米国の主流、主力イデオロギーは、

○ 資本主義でもなく、
  民主主義でもなく、
  個人主義でもなく、
  自由主義でもなく、
  共和主義でもない。

○もちろん、キリスト教では全くない。

○イルミナティサタニスト世界権力が、米国の主要イデオロギーたるべく
 操作し、演出しつつあるもの、

○それは、まさしく、

○ニヒリズムである。

○そしてこのニヒリズムこそ、今、日に日に、日本に流れ込んで来て居る
 のである。

 (了)

【注】

○ネチャーエフの「革命家のカテキズム」は、
 バクーニン著作集(白水社、一九七四年)第五巻に収録されて居る。

---------------------------------
以上、
http://www.pavc.ne.jp/~ryu/
における、太田龍氏の著作
より引用させていただきました。
参考にさせていただきます。

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