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(回答先: Re: これが最終的に流れ込む日本海からとった魚を食べる日本人はどうなるのか。人ごとでは全くないぞよ 投稿者 遙か群衆を離れて 日時 2006 年 1 月 20 日 02:33:49)
昨夏より問題視されている越前くらげも、原因は中国の河川の汚染と無関係ではないようです。中国政府が環境保護に本腰を入れる姿勢が見られない以上下流域に住む日本人たち自身で、なんらの予防策を練らなくてはいけないですね。
健康のために、食生活のメニューを肉中心、野菜中心としますか。でも、これも何か変ですよね。食材の確保について考えると、地産地消は望ましいことです。隣国の無政策が原因でも漁師の 死活問題にまで発展する恐れがあるのならば、わたし達が今できうる解決法を試みなくてはいけません。下記はさしずめヒントとなるのではないでしょうか。環境問題にとどまらず、漁師の死活問題、最悪の場合漁業関係者への経済支援も発生するかもしれません。問題が多岐にわたる事が予測されますので、以下のようなプロジェクトが比較的スムースにいけばいいですね。
(以下引用)
http://www.hokkoku.co.jp/_today/H20060112001.htm
2006年1月12日更新
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重油の海岸、ようやく浄化 ナホトカ号事故から9年 自然の菌が分解 金大チーム確認
九年前の重油流出事故で真っ黒に汚された海岸がようやく浄化されたことを、
金大大学院自然科学研究科・理学部の田崎和江教授(地球環境科学)らの追跡調査チームが確認した。岩場にこびり付いた重油に石油分解菌が生息し、無害な「ろう」成分だけになっていた。石川県内を襲った重油禍が県民の記憶から遠ざかる中、長い年月をかけて自然の力で本来の美しさが取り戻されたといえる。
金大の調査チームは昨年十月、福井県三国町の海岸を調査した際に、岩場にこびり付いている重油とみられる黒色の物質を採取した。パリパリのかさぶた状になり、岩からはがれやすかった。
分析の結果、ろうそくの主成分のパラフィンが確認できた。岩とのすき間の部分を電子顕微鏡で観察したところ、球状の石油分解菌が幾つも見られた。田崎教授は、分解菌が重油を分解して増殖し、分解しきれない成分のパラフィンだけが最後に残ったとみている。
一九九七(平成九)年一月八日、島根県沖の日本海で沈没したロシア船籍タンカー「ナホトカ」の船首部分が福井県三国町に漂着。石川県内は加賀から能登外浦にかけての海岸線が重油に汚染され、自衛隊やボランティアも含め、大勢の人が重油をひしゃくでくむ人海戦術で回収した。
田崎教授は翌二月、旧富来町の海岸で採取した重油混じりの海水の中から石油分解菌をいち早く発見し、その後の培養実験でシュードモナス菌の一種と明らかにしている。
化学処理剤の投入よりも自然の力による浄化を提唱してきた田崎教授は「取りきれない重油は菌が分解してくれるだろうと予想はしていたが、追跡調査で明らかにできてホッとしている。これで無害になったと言えるだろう」と話している。
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