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□流行色はどうやって決まるのか? [ゲンダイ]
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__1638586/detail
流行色はどうやって決まるのか?
百貨店では冬物セールの真っただ中だが、ファッション誌では早くも春物の洋服が誌面を飾っている。ところで、毎シーズンどこのブランドからも同じような色の洋服が大量に売り出されるのはなぜなのか。はやる色には法則があるのだろうか?
色彩情報機関の日本流行色協会(JAFCA)に問い合わせてみたところ、その年の流行色はあらかじめ決まっているのだという。
「春夏トレンドは実シーズンの約2年前の6月、秋冬は12月に世界の14カ国が加盟する国際流行色協会(インターカラー)で色を選定します。その後、日本の市場動向や暮らしのトレンドを加味して、約1年半前に国内向けの流行色である『JAFCAカラー』を発表しています」(JAFCA広報)
つまり、現時点ですでに2007年春夏の国内向け流行色までが決まっているということだ。
「選定する流行色は1色だけではありません。3〜5色程度のカラーグループをいくつか提案し、その中から作り手のインスピレーションで選ばれたカラーが商品になって消費者のもとに届きます。また、家電やインテリアなどの流行色も提供しています」(JAFCA広報)
洋服は年に2回流行色が選定されるが、インテリアや自動車は年に1回だ。カラートレンドの傾向を実シーズンに先駆けて提供することで、メーカー側は商品計画を立てやすくなるというメリットがあるらしい。
1980年頃のモノトーン、2000年のピンクなど、その年に爆発的にはやる色があるが、これも売り手の戦略にまんまと乗せられただけということか。ちなみに06年春夏の流行色テーマは「Blonds Summer〜ブロンド色の夏」。イメージしづらいが、具体的にはオフホワイトや明るいベージュを中心に、ブルー系、グリーン系にも注目とのこと。
踊らされるのは悔しいが、今年のファッションに取り入れてみますか!?
【2006年1月14日掲載】
2006年01月17日10時00分
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