★阿修羅♪ > Ψ空耳の丘Ψ42 > 663.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
□最近のオトコはなぜ泣くのか? [ゲンダイ]
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__1628461/detail
最近のオトコはなぜ泣くのか?
近頃、人前もはばからず泣く男が増えている。この正月、公開中の泣かせ映画「ALWAYS 三丁目の夕日」や「私の頭の中の消しゴム」を見て、ホロッとしたオジサンも多いのではないか。
有名人も涙にくれた。男子フィギュアの織田信成(18)はNHK杯優勝の途端に大号泣。採点ミスがあった全日本選手権でもワーワー泣いた。あのホリエモン(33)まで株主の前で涙ながらに反論していた。「人前で涙……」は男の恥といわれたものだが、時代も男も変わったのか。
「昔なら『お調子者』と呼ばれた男の評価が最近はうなぎ上り。だからこそ、安心して男が泣くのです」と分析するのは、「とにかく目立ちたがる人たち」(平凡社新書)の著者で臨床心理士の矢幡洋氏だ。
「今の日本は『演技性パーソナリティー』に属する男性が増えています。喜怒哀楽をオーバーに表現し、常に他人の注目を求める人です。人前で泣くのは、感動したり、悲しんだりしている『私』を他人にアピールしているのです。格好いい姿だけを見られたいナルシシストと違い、他人の気を引ければ、みっともない姿をさらしても構わない。こういうタイプは感情、気分、雰囲気に流されがち。自己抑制的な人が評価された昔なら絶対にアテにされないタイプ。ところが、こうした男が世間ではウケるようになったようです」
いい例が小泉チルドレンの杉村太蔵(26)の評価だ。議員になれば大ハシャギ。ちょっと叱られればシュンとなる。典型的なお調子者だが、「裏表のないところがイイ」ともてはやされ、今や茶の間の人気者だ。
「今の日本には『“ありのまま”でいい』という価値観が蔓延しています。TVでは喜怒哀楽の激しいキャラクターが重宝される。TVウケの良い人が社会でも評価されているのです」(前出・矢幡氏)
心で泣く時代は終わったのか?
【2006年1月10日掲載】
2006年01月13日10時00分
▲このページのTOPへ HOME > Ψ空耳の丘Ψ42掲示板