★阿修羅♪ > Ψ空耳の丘Ψ42 > 630.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
[参考]「グローバリズムの進展で崩壊の一途を辿る「日本の原風景」」の波紋を纏め
[gataroさま、houさま、素楽さま、tokumei_r32さま、皆さまへ]
「グローバリズムの進展で崩壊の一途を辿る「日本の原風景」」(下記■)に関して複数のRes&コメント等が投稿されましたので、ここに纏めておきます。
(乱雑な纏め方ですが、参考までということで、ご勘弁を・・・)
■グローバリズムの進展で崩壊の一途を辿る「日本の原風景」
(注)この内容は、2006.1.6付ブログ記事「『フランドル=イタリア交流史』に見るグローバリズムの原像」 (http://d.hatena.ne.jp/toxandoria/20060106)のコメントに対するResを新しい記事としてUPしたものです。
昨年、11月17日に山形県東田川郡三川町猪子(地図、http://v3.mapion.co.jp/c/f?grp=sonyM&uc=1&scl=500000&icon=mark_loc%2C%2C%2C%2C%2C&coco=38%2F48%2F58.880%2C139%2F50%2F36.145&el=139%2F50%2F36.145&pnf=1&size=500%2C500&sfn=sonyM_maps_00&nl=38%2F48%2F58.880&)に大ショッピングモール(イオン系の商業複合施設)がオープンしたため、鶴岡市の各商店街などでは「週末は集客が望めなくなる」など、危機感を強め頭を悩ませています。
三川町猪子のロケーションは、大雑把に言うと山形県庄内地方のほぼ中央に位置しており、鶴岡市(北)と酒田市(南)に挟まれた地域です。このあたりの冬は豪雪地帯で非常に自然環境が厳しいところで、昨年末に起こった特急「いなほ14号」脱線事故の現場(羽越本線砂越〜北余目間最上川鉄橋付近)は、ここから北東へ約7〜8kmのところに当ります。
この庄内地域の南部にある鶴岡を海坂藩に見たてて書いた藤沢周平の傑作が小説『蝉しぐれ』であり、昨年、その映画化作品(黒戸三男・監督)が公開され多くの感動を呼び起こしました。そして、なんといっても、この庄内地方の美しい自然景観が、そこを訪れる人々の心をとらえてしまいます(参照、http://www1.odn.ne.jp/rembrandt200306/shonai.htm)。
この庄内地方にかぎらず、今の日本では、全国に点在する稀少で美しい日本の自然と地方の人々の伝統的な暮らしぶりが根こそぎ破壊されつつあります。グローバリズムの波を受けるヨーロッパでも似たような出来事はあるようですが、その政治スタンスは日本とは異なり、新自由主義思想に一定の制御力を課す方向へ舵を切り、必要な部分へは新たな規制を考慮するという、いわば市民意識重視型の政策が進められています。いつ訪れても、ヨーロッパの自然・都市景観が一定のホメオスタシスを感じさせるのは、このためです。
また、いま「構造改革」の名のもとに日本の大都市で行われている都市政策の目玉は「バブルの遺産である廃れた塩づけ土地の再開発」(銀行等金融機関の不良債権放棄の対象となった取り扱い困難な土地)であり、その内容は下記の二つに分かれます。
●ビッグな超高層マンションの建設(比較的、取り扱い上の問題が少ない大規模な塩漬けの土地)
・・・一流不動産会社、大手デベロッパーなどのかか
わりが目立つ。
●中・低層マンションの建設(暴力団等の絡み、錯綜した抵当権などで処分等が困難な土地)
・・・この周辺には不当な地上げ行為、耐震強度擬装疑惑などの淀んだ空気が漂っている。
また、日本中の都市部郊外の国道沿いにはコンビニ・中型ショッピングセンター・ラーメン店・焼肉店・ガソリンスタンド・サラ金の無人店舗・ファミリーレストラン・パソコンカフェ・カラオケ店などが派手で目立つ看板を林立させています。しかも、その仕様は全国同じレベルに統一され、マニュアル化されています。
一方、2006.1.5付「日本農業新聞」の論説(http://www.nougyou-shimbun.ne.jp/column/0601/05.html)によると、今年のWTO(世界貿易機関)の農業交渉は大きな山場を迎えるようです。このなかでも、上限関税の導入問題をめぐるアメリカの主張は強引なもので、一気呵成の大幅な関税引き下げが決定した暁には、日本の農業基盤が急速に崩壊しする恐れがあります。多国籍アグリビジネスの横暴なビジネス展開(http://www.econ.kyoto-u.ac.jp/~hisano/documents/hisashu17.pdf)も農業関係者の危機感を煽っています。つまり、この方面からも、日本の農山村の風景が破壊されようとしている訳です。
かくして、日本の美しい自然環境と伝統的な地方の人々の暮らしと都市部の歴史的景観が際限なく壊されようとしています。我われがヨーロッパの知恵から学ぶべきことは、このように奔放で横暴きわまりないグローバリズムを制御するという「強い意志を取り戻すことの重要性」だと思います。
・・・・関連Res・・・
★Re: 「日本の原風景」
⇒ 「蝉しぐれ」を見ながら学生時代の遠い日々を想起した。
http://www.asyura2.com/0510/bd42/msg/614.html
投稿者 gataro 日時 2006 年 1 月 07 日 17:50:31: KbIx4LOvH6Ccw
鶴岡駅に降りたのは東北地方の梅雨明けが遅れていた1963年7月下旬のことだった。「蝉しぐれ」の舞台となった庄内地方の月山から南下して朝日連峰、飯豊連峰を踏破し、新潟に抜ける山行のためだった。この年の1月は今冬と並ぶほどの記録的豪雪(38豪雪)に見舞われていたので樹林帯を抜けると大量の積雪が雪田や雪渓となって残っていた。
この山行は、月山を中心にした出羽三山を下りると寒河江(さがえ)、朝日連峰を下りて飯豊連峰をめざすときには小国(おぐに)といったふうに、山里を必ず通過するものであった。そのとき目にした景色はまさに、「日本の原風景」そのものだった。高度成長が絶頂期を迎える前だったので河川、森林、田園、道路、家屋が昔のまま手づかずで目の前に広がっていた。
今だったら「日本の原風景」が残っているとはいえ、おそらく平野部では圃場は区画整理されて昔のように区画がヒョウタン形の田圃は残っていないだろう。畦が直線でない田圃を探すとしたら傾斜地の棚田まで足をのばさないといけないだろう。また話されている言葉も当時は純然たる東北弁で、土地の人と話すときは通訳が欲しいぐらいに聞き取れないことが多かった。しかし今ではテレビなどのニュースなどで聞く年配の方の言葉でも、訛りはあっても楽に聞き取れる。
黒土監督が「蝉しぐれ」のために撮影地を厳選したはずだが、やはり畦が曲線ではなく直線になっていて、江戸時代ではなく平成の田圃とすぐに分かるものだった。これは黒木和男監督の「美しい夏キリシマ」もそうだった。いずれ町並みや家屋だけでなく自然景観もセットやCGで誤魔化さなくてはならないだろう。
>この庄内地方にかぎらず、今の日本では、全国に点在する稀少で美しい日本の自然と地方の人々の伝統的な暮らしぶりが根こそぎ破壊されつつあります。
何百年も続いてきた集落が今、政治の貧困から廃村となってうち捨てられようとしている。彦根市から10kmほどの鈴鹿山中に何ヶ所も廃村があるなどはあまり知られていない現実だろう。小生、今年は滋賀県の廃村をオートバイツーリングでルポしていきたいと、思っている。
以上、鷹眼乃見物(レンブラントの眼)さんの投稿への感想あるいは雑感を書き連ねました。
★2006.1.7付ブログ記事「グローバリズムの進展で崩壊の一途を辿る『日本の原風景』」(http://d.hatena.ne.jp/toxandoria/20060107)へのコメント・TEB&Res
素楽 to toxandoria
『いつも拝読させて頂いているのですが、初めてコメントさせて頂きます。
福島県は昨年大型店出店規制条例を施行したそうですが、不勉強ゆえ、それ以外あまり資本に抗う地方というのを知りません。
地元のみかん山もここ数年のうちに荒れに荒れてしまいました。
利便性やファッション性に負けない「強い意志」をどうやって取り戻すか、
また若い世代に育んでもらうか・・・。
本当に地方には絶句せざるをえない風景が急速に広がっています・・・。
初めてコメント残させて頂くにも関わらず、大変不躾で恐縮しきりなのですが、
トラックバックセンターの宣伝をさせてくださいませ。
http://underthesun1217.blog39.fc2.com/
申し訳ありませんでした。
また勉強させていただきます。ありがとうございました。』
toxandoria to 素楽さま
『素楽さま、「いつものご購読」&「コメント」ありがとうございます。
地方集落などの自然・住環境だけでなく都市部の歴史的景観などの破壊にも心が痛みます。たしかにヨーロッパでも同じような傾向(市場原理主義偏重)は観察されますが、やはりどこか根本が違っているようです。新自由主義思想を野放しにしてはならない、という理念がしっかり定着しているようです。このままでは、日本の文化・社会が根底から崩壊するのも時間の問題です。
現地在住の方などからの情報では、やはり欧州でもテレビ番組にはポピュリズムに迎合する堕落傾向が見られるようですが、新聞ジャーナリズムの役割は確実に維持されているようです。
それに比べ、このような「日本が直面する根本問題」についての日本のジャーナリズムの無関心ぶりは酷いものです。
調査報道にしろ、新たな視点からの問題提起にしろ、新聞が果たすべき役割は無尽蔵であるはずですが・・・、サラ金の広告に占領され、“小泉ポピュリズム”に浮かれるばかりの日本の新聞を眺めるたびにため息が出ます。
ところで、もうご存知かとは思いますが、たまたま別サイトで下記のHPを教えていただいたのでご案内しておきます。
●廃村・過疎集落関連Web集、http://www.din.or.jp/~heyaneko/0haiweb.html
今後とも、どうぞよろしくお願いします。』
toxandoria to tokumei_r32さま
『tokumei_r32さま、TBありがとうございます。
最近、グローバリズムには「良い効果をもたらすグローバリズム」と「悪い効果をもたらす(間違った)グローバリズム」があるのではないかということを考えています。そして、今の日本が進んでいる道は後者の「悪い効果をもたらすグローバリズム」ではないか、と思います。
未だ確信はないのですが、この考えの実証的な糸口を探るための考察をまとめた記事が「『フランドル=イタリア交流史』に見るグローバリズムの原像」(http://d.hatena.ne.jp/toxandoria/20060106)です。
人間の生活そのものが「グローバリズム」を求めながら進歩・発展してきたのは何も今に始まったことではないはずです。しかし、科学技術(特にIT技術)と経済学(特に数理経済学、金融工学など)及びイデオロギー(新自由主義思想、市場原理主義)などの要素が加わったことで、この「グローバリズム」の回転速度が急激に速まり、その加速度の制御ができなくなったことが問題ではないかと思っています。
これから、これを「制御するための知恵」と「そのために必要なパラメータ」を発見することが人類全体の課題になっているはずです。
しかし、例えばグローバリズムの流れに便乗した「多国籍アグリビジネス」のような問題に対するヨーロッパ諸国の対応には非常に積極的な動きが見られます(http://www.econ.kyoto-u.ac.jp/~hisano/documents/hisashu17.pdf)が、日本は逆であり、むしろこの「悪い効果をもたらすグローバリズム」を更に加速しようとしています。
狂牛病の恐れがある米国産牛肉の輸入問題についても、対米隷属という小泉政権の政治姿勢のほかに、このようなグローバリズムの根本にかかわる評価の問題が隠れています。別に言えば、日本人の多くが、この種の問題について真剣に、あるいはあまり深刻に考えようとしないことに原因があります。
そして、現代の日本国民のこのように軟弱な思想環境を支えているのが、カネ(高給待遇と補助金・助成金・日当など)に眼が眩み、本来の使命を忘れ堕落に身を任せているマスメディアと御用学者たちだと思います。
今年は、こんなことについても考えて行きたいと思っておりますので、どうぞよろしくお願いします。』
★ニッポンを歩こう 二十一世紀は「徒歩の時代」 【近畿日本ツーリスト】
投稿者 gataro 日時 2006 年 1 月 07 日 17:50:31)
http://shop.knt.co.jp/yadotoru/mt_sys/contents.asp?f=M4970_0603/index.html
地域ブランディングフォーラム2005
実行委員会 会長 木村尚三郎
二十世紀が「車の時代」だったとすれば、二十一世紀は「徒歩の時代」です。美しい道、心地よい道を歩いて、土地ごとの「くらしといのち」の知恵と楽しさを味わう。刻々と変わるいい景色、いい音、いい声、いい香りに触れ、生きる喜びを感じ取る。そのような「歩きたくなるみち」を、これからの観光誘客と町づくりの中心に据えるときがやってきました。より多くの人に日本各地のみちを心ゆくまで楽しんでいただけたら幸いです。
★ニッポンバラタナゴの減少
http://www.asyura2.com/0510/bd42/msg/612.html
投稿者 hou 日時 2006 年 1 月 07 日 14:34:56: HWYlsG4gs5FRk
http://www.kawachi.zaq.ne.jp/dpbva000/tayou/tayou02.html
第2章 生物多様性保全の現状
生物多様性が減少する原因を3つの危機として記載されています。
《3つの危機》
1 人間の活動や開発が、種の減少・絶滅、生態系の破壊・分断を引き起こしている。
森林伐採、やき畑農業による熱帯雨林の減少は生物の多様性を大きく減少させています。化石燃料の大量消費によって生じる酸性雨や温暖化は、森林の減少と生態系のアンバランスをもたらすことは言うまでもないことです。また、農業水産技術の開発は、長い間持続されていた再生産システムを崩壊させ、大量生産・大量消費・大量廃棄の構造に転化して行ったこと。また、夢の薬といわれていた農薬が今では有害物質であることが明らかになり、環境ホルモンとして人体に作用するものが多量に発見されていることなど、大きな問題として取り上げられています。当然、産業革命以後の工業生産構造は典型的な大量生産・大量消費・大量廃棄の構造であり、有害物質の垂れ流しとゴミの山を生産し、公害問題が生じることを分かっていながら、市場原理に依存してきた現状があるわけです。
タナゴ類の減少については、治水のみを考えた河川工事が最も大きい影響を与えてきたように思われます。当然、田園風景が維持されてきた里地の宅地開発もタナゴ類の減少に大きく加担してきたことでしょう。しかし、ニッポンバラタナゴの減少は第2の要因が最も大きな原因であると考えられます。
2 自然に対する人間の働きかけが減っていくことによって絶滅危惧種が増加している。
例:里地里山のメダカやタナゴ
現在日本においては絶滅が危惧されている生物種のほぼ半数が、里地里山に生息している生物であることは考えるに値します。簡単に言いますと、里地里山で自然と共存してきた人々の生活が崩壊することで、今、多くの生物が絶滅しかかっているということです。
人類が狩猟採取生活から定住型の農耕生活に移行していったことは、人類の英知であり、自然と共生してきたヒトという種の必然性であったと思います。そして、この農業革命は人類の社会構造や生活システムに大きな変革をもたらしました。この農業革命は長い歴史をもち、自然と共存することで持続可能な社会システムを生活の知恵として、さらには人類の文化的遺産として保存してきました。しかし、産業革命以後、自然と共存する持続可能な社会システムが化石燃料を用いた大量生産大量消費大量廃棄を伴う市場原理を重視したシステムに大きく変貌してきたのです。産業革命自体は人間がもたらした素晴らしい英知であることには違いないのですが、ここには自然科学の利点である予測可能な決定論が、逆に弱点として現れてきたのだと考えられます。
日本の里地里山においても戦前までは、自然と共存することで持続可能な社会システムが維持されてきたのですが、戦後の高度成長期に市場原理がはたらき、大量生産大量消費のシステムに移行していき、現在ではローカルな地場産業は衰退する一途を辿るしかないようです。里地里山における戦後のこのような変遷が、ここで言われている『自然に対する人間の働きかけが減っていくことによって絶滅危惧種が増加している。』ということになるのです。したがって、高安の里地里山においても地場産業を復興させる方法があるのか、あるいは、里地里山の環境を保全する新しいタイプの持続可能な方法があるのかを、模索しなければならない時期になってきました。
3 移入種や化学物質による影響
高安のため池群においても移入種の問題は複雑に絡んでいます。移入種の問題が意識的に取り上げられたのは、ニッポンバラタナゴと容易に交雑するタイリクバラタナゴです。1970年代の後半ぐらいから地元のキンタイ(ニッポンバラタナゴ)の中から腹びれの前縁に真珠光沢の白線をもったものが紀平肇先生によって発見されたことがきっかけです。
1950年代に中国の揚子江流域から食用として移入されたソウギョに混じって日本の関東地方にもち込まれたタイリクバラタナゴはイケチョウガイの移植によって琵琶湖へ、さらに高安地域には養殖用として持ち込まれたホンモロコやカワチブナに混じって、1970年代にタイリクバラタナゴが持ち込まれたようです。この交雑は一時的には高安地域で拡大しつつあったのですが、1980年代に入ると、他の地域と同様にブルーギルが多くのため池で釣れるようになり、さらにバス釣りの流行に伴なって高安のため池にもブラックバスがゆうゆうと泳ぐようになってしまったのです。1990年代には、外来魚のブルーギルやブラックバスが釣れるようになったため池ではバラタナゴやヨシノボリそしてモツゴなどの雑魚は姿を次々に姿を消してしまい、水質が汚濁し発泡スチロールやペットボトルなどのゴミの溜まり場と化していったのです。
現在、八尾市高安地域では、交雑したバラタナゴそしてブルーギルやブラックバスまでもが、放置されたため池の富栄養化や水質汚濁によって減少しているように思えます。
ため池における農薬やその他の化学物質の影響については、直接的な農薬の投入がない限り、表面的にはあまり影響がないように見えます。ときどきため池のフナや雑魚が大量死しているときがありますが、そのときは農薬が入っていた容器などを直接ため池で洗ってしまったり、不用意に流してしまったことが原因でしょう。このようなことは一時的な問題であまり根本的なことではないのですが、農薬の長期使用によるため池の生態系に及ぼす影響は、間接的ではありますが環境ホルモンなどのより重大な問題を含んでいて、まだ明確に現れていません。もしかしたら、その影響も出ているのかも知れませんが、明らかにすることは大変難しいことだと思います。
★日本の農薬消費量は、こんな狭い国土で、世界一 【食マフィアの棲む国】
http://www.asyura2.com/0510/bd42/msg/613.html
投稿者 hou 日時 2006 年 1 月 07 日 14:37:01: HWYlsG4gs5FRk
http://bookweb.kinokuniya.co.jp/guest/cgi-bin/wshosea.cgi?W-NIPS=9980211032
ショクマフィアノスムクニドクサイ )
食マフィアの棲む国―毒菜
ISBN:4198620911
417p 19cm(B6)
徳間書店 (2005-11-30出版)
・吾妻 博勝【著】
[B6 判] NDC分類:498.54 販売価:\1,785(税込) (本体価:\1,700) この商品は新宿本店,新宿南店の在庫をお届けします。 最短4日でお届できる見込みです。
日本の農薬消費量は、こんな狭い国土で、世界一の農業大国アメリカを圧倒する!戦後60年の土壌汚染。
農産物に恐ろしいまでに化学薬剤が使われる、この国の農薬汚染の実態を生産から消費の現場を訪ね徹底的に暴き出した渾身のレポート。
野菜だけではなく、国内外で遭遇した著者自身のきわどい体験も綴られる。
国内に暗躍する外国人犯罪組織の裏面を暴いた『新宿歌舞伎町マフィアの棲む街』以来、著者10年ぶりの力作。
市場席巻「青酸ガス噴射」輸入ネギ
キャベツ「農薬多用・禁止薬剤」の裏側
スーパーが安売り「金魚絶滅の毒白菜」
ホウレンソウには「人間も死ぬ」劇物散布
「乳幼児突然死」をもたらす緑黄色野菜の恐怖
「食卓の名脇役」キュウリが浴びる劇物の正体
ホルモン剤・輸入バチに依存「トマトの農薬残留度」
農薬を浴びるブロッコリー「4万数千個のツボミ」
国内「放射線照射」ジャガイモと輸入「照射食品」
農耕地が死地に「戦後60年の土壌汚染」
根菜類にも「化学兵器禁止法」指定物質
イチゴに前日散布の適用劇物群
恐ろしきかなグレープフルーツ
(参考URL)
http://d.hatena.ne.jp/toxandoria/
▲このページのTOPへ HOME > Ψ空耳の丘Ψ42掲示板