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□角川春樹製作「男たちの大和」が大ヒット [ゲンダイ]
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__1579476/detail
角川春樹製作「男たちの大和」が大ヒット
角川春樹(63)が製作し、中村獅童、反町隆史が主演の映画「男たちの大和/YAMATO」が記録的な大ヒットになっている。配給の東映はまさに盆と正月が一緒にきたような大騒ぎ。この立役者は獅童、反町という役者より春樹その人。その執念たるや恐るべしだ。
この映画が公開されたのは17日。週末の都心の劇場には3000人を超える観客が詰めかけており、興収が50億円を超えるのは確実になっている。東映の実写映画の過去最高は97年公開の「失楽園」の47億円。「大和」はその記録を塗り替えるのだ。
「劇場に足を運んでいるのは40代以上の戦艦大和を見たいというファンです」(映画記者)
春樹は公開前に雑誌の取材で「1000万人がこの映画を見て日本人としての誇りや意識を取り戻せればすごい」と豪語したが、その思いが中高年にズバリ伝わっているといえよう。
それにしても、ここに来るまでの春樹は波瀾万丈だった。角川映画を興して「セーラー服と機関銃」などをヒットさせる一方で、93年に麻薬取締法違反などで逮捕され、00年に実刑が確定して2年5カ月服役し、昨年4月に出所した。角川春樹事務所から月刊誌などを刊行しながらこの映画に賭けてきたのだ。
原作は実姉の辺見じゅん。企画を東映に持っていき、製作費は角川事務所の株を売って捻出したという。セットがものすごい。広島県尾道市の造船ドックに6億円を投じて原寸と同じ戦艦大和をつくり、脚本は6回書き直させた。週刊誌のインタビューによれば「相当手を入れた。泣けるようにと俺がつくったセリフとかシーンは何回見ても泣く」というほど思い入れが強い。
公開前にはかつての神がかり的な発言を彷彿とさせる「21世紀は角川春樹の時代になる」と雑誌で自信を見せていたが、ただの妄想ではなくなってきた。「大和」のヒットにはまさに春樹の執念が伝わってくる。
【2005年12月22日掲載】
2005年12月25日10時00分
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