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□「コーチング」って何? [ゲンダイ]
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__1572772/detail
「コーチング」って何?
新聞・雑誌で「コーチング」という言葉を目にするようになった。人事研修に取り入れる企業も増え、関連本も書店に並んでいるが、実はいまだに「よく分からない」という人も多いはず。
作詞家でライターの伊藤緑さんはコーチングを受けて転職に“成功”した。伊藤さん自身もコーチングを学んでいる。
「ITベンチャーで広報を担当していましたが、書く仕事をやりたかったんです。手探り状態の中で、あるコーチを雇いました。『何を書いてみたいの?』『だったらこうしてみたら』……。月に3回、1回45分、電話で話を聞いてもらっているうちに、自分がやりたいこと、やるべきことが分かってきた。それで、いろんな雑誌社に『これを書かせてほしい』と飛び込みの電話をガンガンかけ、仕事がもらえるようになったのです。
コーチは転職のプロというわけではありませんが、自分1人であれこれ考えているだけでは一歩が踏み出せないし、目標達成は難しい。話をよく聞いてくれて、自分に任せてくれて、うまくできたら褒めてくれる。コーチは目標達成の手助けをしてくれる、部下をやる気にさせる上司みたいな感じですね」
だから企業も取り入れるわけで、無意識にコーチングできる上司が「いい上司」というわけ。悩みがあって落ち込んでいる人を立ち直らせるカウンセリングとは違う。
相手の自発的な行動を促すコミュニケーション技術のことで、80年代に米国で研究が進み、日本では90年代後半から広がり始めた。専門の「コーチ」が質問、提案などのやりとりを通して相手のやる気や潜在能力を引き出し、相手の目標を明確化していく。その点はスポーツの世界のコーチと似ている。
日本にもコーチを養成する専門の会社が数社あり、講習を受けて自立したコーチが個人的に養成するケースもある。
「コーチングの料金は、相場で月3万円くらい。副業にするサラリーマンも増えていて、日本コーチ協会の04年の調査によると、有資格者コーチの28%が『副業』と回答。有料の顧客を持つ127人の平均月収は25万4000円です。部下との関係に悩んでいる管理職は勉強してみる価値アリでしょう」(経済ジャーナリスト・岩波拓哉氏)
ネットで探せば個人でやっているコーチも見つかる。無料のお試しコーチングもあるから、一度試してみたらいかが?
【2005年12月19日掲載】
2005年12月22日10時00分
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