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自由国民社という出版社が出している「現代用語の基礎知識」という辞典があります。
今更ですが、その2004年版を古本屋で購入。しかしチェックしたところ、これが本当に使えないものでした
というのも、ものすごい偏った記述、イデオロギー色全開の記述が多数見うけられるからです。
例えば外交の部分では田久保忠衛・杏林大学客員教授が靖国参拝は中韓の靖国への批判だとか歴史教科書や従軍慰安婦に関し露骨な右翼プロパガンダを撒き散らしています。
しかしそれ以上に仰天してしまうのが重村智計拓殖大学教授が書いた「北朝鮮の外交政策と拉致問題」という巻頭のカラーページです。今回はその内容でもっとも悪質なプロパパガンダと思われる箇所を紹介しておこうと思います。一応指摘しておきますが、重村教授はこの文章中で韓国軍事政権の人権侵害やそれと癒着した自民党政治家、あるいは北朝鮮帰還事業への故・小泉元防衛庁長官の関与などはまったく触れていません。もちろん共産党を除名になった党員が公安に就職依頼をしていた人間であるという共産党の主張もまったく掲載されていません。また重村氏はこれを「日本国内の問題」という項目で書いているのですが、政党については何と共産党と社会党のことしか書いていません!
故意に北とこれら政党を結びつけようとする意図でしょうか。
日本の政党で早くから北朝鮮との友好関係を維持していたのは日本共産党であった。しかし1968年頃から関係が悪化した。70年以降は、日本社会党が北朝鮮に「従属」する政党になった。共産党は「従属」を拒否した。
共産党に対しては在日朝鮮人の帰国事業を積極的に推進した責任を問う批判がある。しかし1970年以降の日本で北朝鮮を冷静に見続けた政党は日本共産党だけであった。
(中略)
社会党は「反韓国・親北朝鮮」の立場を明確にし、北朝鮮の主張を無条件に支持した。
(中略)
ただ、共産党は拉致問題解決に熱心に取り組んだ党員を除名したため、後になって批判された。
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