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世界一高いビル「台北101」。101階建て、高さ508メートル
CNNからhttp://www.cnn.co.jp/science/CNN200512030010.htmlより引用
世界一の高層ビル建設で地震が増加 台湾研究者が指摘
2005.12.03
Web posted at: 15:34 JST
- CNN/REUTERS
台北──台湾で世界一高い超高層ビル「台北101(高さ508メートル)」の建設が始まって以来、北部・台北市で地震の発生回数が増加していると、台湾の研究者が米科学誌で報告した。高層ビル建築と地震の関連性の証明は非常に困難だとしながらも、否定はできないとして、高感度な地震計の設置などを呼び掛けている。
台湾中央研究院地球科学研究所の林正洪(リン・チェンホン)研究員が11月30日付の地球物理研究レターに発表したもので、1997年に「台北101」の建設が始まってから、マグニチュード3未満の微小地震が増えたという。
林研究員は、「台北101」の重さが70万トンに達し、基礎部分では垂直方向に47万パスカルの圧力がかかっていると指摘。この圧力が、地盤の軟らかい部分に影響を与えている可能性があるとしている。
ロイター通信との電話インタビューで、林研究員は「断層がずれそうになっている場合、少しの圧力でも地震を引き起こすきっかけとなりうる」と述べ、「単に偶然の一致なのか、関係しているのかはわからない。科学的に証明するのは非常に難しいが、かといって反証も困難だ」と話している。
また、ダムのような人工物によって地震が引き起こされたとの報告が、米国や日本、カナダなどで寄せられているが、高層建築物と関連性は研究されていないと語った。
さらに、台湾各地に設置してある地震計は、そのほとんどが地上にあるとして、高感度な地震計の地中設置を提案している。
この発表に対し「台北101」の広報担当者は、科学的な指摘に敬意を払うとしながらも、台湾当局が認可した建築物であり、環境的にも地質学的にも規準を満たしたものだ、と反論している。
台湾はフィリピン海プレートがユーラシア・プレートの下に沈み込む場所にあり、地震の多発地域。しかし、北部の台北市ではこれまで、大規模な地震に見舞われていない。
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