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[ローマ 29日 ロイター] イタリア・パビア大学の研究者チームはこのほど、学会誌「精神神経内分泌学」で、人の恋する感情は神経成長因子(NGF)という分子の働きが影響している、とする研究結果を発表した。
研究者チームの調査によると、最近激しい恋に落ちた58人のNGFの血中濃度は、交際相手のいない人のグループや長期間交際をしている人のグループに比べ、かなり高かったという。
ただ、同じ恋人との交際期間が1年を超えると、NGFの血中濃度は他のグループと同程度まで低下した。
研究者チームは、恋をすると、なぜNGFの血中濃度が高くなるのかははっきりしないものの、交際が始まる前の「社交上の相性」にNGFが大きな影響を及ぼしていることは明らかだとしている。
(ロイター) - 11月30日13時22分更新
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