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□NHKが流した珍情報に思ったこと [ゲンダイ]
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__1509600/detail
NHKが流した珍情報に思ったこと
NHKの衛星第1チャンネルに「海外安全情報」という番組がある。外務省の海外居住者や海外旅行者向けの広報資料をアナウンサーが淡々と読むだけの5分番組で、自宅より海外のホテルの日本語テレビで見たことがあるという人のほうが多いだろう。
ときどき珍情報があって隅にはおけないのだが、そこで先日、上海でフグ中毒の死亡者が出たから現地では絶対にフグは食べないように、ついでに中国は一般的に衛生状態が悪いからナマの魚は食べないほうが安全です、といっていたのには大笑いした。
フグ食って死んだのが日本人か、それとも現地人か、そこは触れなかったか、聞き漏らしたか、いずれにせよはっきりしないが、番組の性格上たぶん日本人だったろう。折しも上海ガニのシーズン、カニだけでやめておけばいいものを、ついでにフグにまで箸を伸ばして不慮の死を遂げたとは、お気の毒には違いないが、どこかおかしい。
フグは十二分に血を洗い流さなければ危険だし、そもそも公的な免許を得た専門の調理師が包丁を使ったものでなければ口にしてはいけないというのは、常識ではないか。死んだのが日本人だったとしての話だが、彼あるいは彼女も、日本でなら、正体不明の店で、だれが調理したのかわからないフグなど、食わなかったろう。しかし上海では食った。そして死んだのだ。そぞろおかしけれどいと哀れなり、という以上にこの話は教訓的だ。フグ毒は日本でも上海でも毒であるように、共産主義者はどこにいても共産主義者固有の独善性を持っているし、独裁的権力組織はどこにあっても独裁的権力組織特有の残忍さを持っているのだ。共産中国を信用していて、シビレがきてからやっと気がついても手遅れだぞ。
【2005年11月24日掲載】
2005年11月27日10時00分
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