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世界びっくりニュースhttp://www.excite.co.jp/News/odd/から
http://www.excite.co.jp/News/odd/00081132023507.htmlより引用
本当に起こった聖書物語? イスラエルで考古学発見
[ 2005年11月15日 11時57分 ]
[ラマトガン(イスラエル) 13日 ロイター] 聖書にある、ダビデがペリシテ人の巨人ゴリアテを倒したエピソードが本当に起こった事件だということを示す考古学的証拠がはじめて見つかったという。イスラエルの研究者が発表した。
十年にわたって発掘が行われている南イスラエルの遺跡から出てきた陶器の破片に、初期セム語の文字で、"Alwat""Wlt"と記されているのが発見された。発掘活動を監督するアレン・マイヤーによれば、これは「ゴリアテ」をペリシテ式に訳したものとみられるという。
「これは画期的な発見です」彼は錆色をした陶器の破片を指して言う。「私たちはいま、聖書に登場するゴリアテが後世の文学的産物ではないことを示す素晴らしい証拠を手にしています」
テルアビブ近郊にあるバーイラン大学の考古学部長であるマイヤーがロイターに語ったところによると、ボウルの一部であるとみられているかけらは、テル・ツァフィート の地下およそ2メートルあたりに発見されたそうだ。
発掘現場は、聖書にゴリアテの故郷であると記されている古代都市があった場所だと信じられている。
後にイスラエルの王となるダビデが、自分よりもずっと大きい巨人ゴリアテを倒す物語は、困難を越えた善の悪に対する勝利のメタファーとして人気が高い。
マイヤー曰く、発見された陶器は紀元前900年前後のもので、紀元前1000年あたりの人物とみられるゴリアテ自身のものだったとするには新しすぎる。
しかし彼は続ける。「私たちがイスラエルでゴリアテ、またはゴリアテのような名前を発見したのは、これがはじめてです」
「額に穴のあいたゴリアテの頭蓋骨を見つけたというわけではありませんが、しかしこれはペリシテの土地で発見された、物語に強い信憑性を与える初の考古学的証拠なのです」アメリカ出身の研究者は言う。
サムエル記上17:4-10によれば、重装備の巨人ゴリアテは、イスラエル人の兵士に決闘を申し出た。そのとき羊飼いだったダビデは挑戦を受け、投石機と石で巨人を倒した。
また、この陶器の破片はイスラエルで発見された最古のペリシテ語の記述だという。
「これまでに私たちがペリシテ人について知っていることのほとんどは、聖書の視点によるもので、それは非常に主観的です。彼らは悪者で野蛮であり、私たちは彼らの良い点を知り得ていないのです」マイヤーは言う。
「考古学的な観点からペリシテ人を見ると、非常に豊かで、ダイナミックで、魅惑的かつ高度な文化があった証拠が残っているのです」
マイヤー曰く、発見の検証には他の研究者たちと協力して数ヶ月が費やされたという。 また今月中に、アメリカで行われる学会で議論がなされる予定とのこと。
この記事はロイター通信社との契約に基づき、エキサイト株式会社が日本語翻訳を行っております。
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