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テロルの悪夢とミラクルラブ 537
http://kaitenmokuba.livedoor.biz/archives/50427281.html
それでは、タオさんから頂いた拙著「永遠なる日本が見えるパーフェクト・ビーチ」に関しての感想メールを紹介したいと思う。なかなか凝ったプチ感想メールである。
(貼り付け開始)
千葉邦雄様
続・ある本を読んだ感想です。
《テロルの悪夢とミラクルラブ》
「ア・デイ・イン・ザ・ライフ」を読んで心に飲み込んでしまった日から数日が過ぎた。ちゃんと消化できたのだろうか?
奇跡は予感だけで、渇いた心を癒したいがために、その場限りのオアシスを見つけただけだったのだろうか?
ラクダよ教えてくれ。
キャメルを一本口にくわえ、ふぅー。
ここはどこだ?
ソロモン愛してくれるオーダーというブランドの黒いサングラスの視界に、いきなり女性が飛込んできた。
「凄い久しぶりね、テロル!」
「えっ、き、きみは誰だったかな?」
「えー、忘れたの。ラブよ!」
「あー、えーと、そうだったね?」
「なにその眼鏡?」
「いやなに、かっこいいかなーなんて。これかけてるとさ、みんなびびって怖がるんだぜ。相手に必ず恐怖を与える魔法のサングラスなのさ。恐らく最新のハイテクが組み込まれていて、不快な電磁波を出してるんじゃないかな。ダークソロモン主催のウォー・ギルト・インフォメーション・プログラムセミナー参加者だけが特別に購入できるすぐれものなんだぜ」
「あなた何も分かってないのね。残念だけど私はあなたの中には存在できないわ。さようなら。またね!」
ラブはあっという間に消えてしまった。
幻か?
世の中は罪悪感と自己否定に支配された人間だらけで、常に危険に満ちている。だから誰も信じられないし、この魔法のサングラスは絶対に手放せない。行き交う人々がみんな俺を恐れて逃げるなんて、もう最高な気分だしね。
ガツン!
突然何者かがテロルの頭を背後から叩きのめした。
俺はグシャっと紙クズのように倒れた。後頭部から流れる血が生温い。
犯人は通りすがリの赤の他人で、サングラスに過剰反応して通り魔と化したらしい。
うー、頭がいた、痛くない?
死んでしまうのか…
はっ!
な、何だ夢か。
胸に本を抱きしめていた。
タイトルは「永遠なる日本が見える我が家のパーフェクト・ビーチ」だ。
そうだ。この本を読んだら騒々しい日常から離れて沈黙を求めたくなり、そのまま眠ってしまったんだ。
それにしても、部屋の中が眩しいほどに明るいなぁ。これが愛の光か。
愛とは恐れの全くない状態。
私の分身のテロルが今私の心のドアをノックしても、もう私の信念が答えて出るから、そこにはテロルはいないだろう。
そして…
「信念おめでとう!悪夢は去ったわ。あなたは夢の中でテロルという恐怖を克服したのよ。これであなたの中に私、つまりラブも永遠に住めるわ。これは奇跡よ!素晴らしいわね」
嬉しい。嬉しくて目頭が熱くなった。
あれはいつの日だったか。
山や森が私になり、私が山や森なり、空と共に歩き、行き交う人が皆明るく輝いて見えたあの日は、永遠の奇跡だったんだ。
よし、自信を持って未来を信じよう。信じたとおりの未来が与えられるのだから。
私の信念はまるで嘘のように元気になった。やはり奇跡は現実に起きる。これは真実だ。
タオ、東京都
追伸
素晴らしい!
読んで奇跡を体験することができる魔法の本ですね。
愛を込めてありがとうございました。
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