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□使い終わった紙幣の行方は? [ゲンダイ]
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__1490356/detail
使い終わった紙幣の行方は?
使い終わった紙幣はどうやって処分するのか。再利用されるとしたら、何に生まれ変わっているのだろう?
「紙幣は日本銀行で真偽と枚数をチェックした上で、破損の多いものは裁断します」(日本銀行政策広報)
紙幣の寿命は1万円札で3、4年。5000円札と1000円札は釣り銭などで使われる機会が多いため1、2年とのこと。使い終わったお札はただの紙くずだ。
紙幣の裁断くずは年間4000トンにのぼる。大部分は廃棄物として焼却処分されるが、約3割は溶かして住宅外壁材やファイル、トイレットペーパーなどに再利用されるという。しかし、紙幣の原料に使われているミツマタは、しわになりにくく虫がつきにくいなど非常に丈夫な繊維のため、溶かして再利用するのが難しく、コストもかかる。そこで最近は裁断くずのまま商品化する試みも行われている。
富山県の(株)石崎産業は、裁断くずを利用した貯金箱を製作。1個あたり紙幣100枚分の裁断くずを使っている。昨年9月から発売され、約3万個が売れるヒット商品になった。
「お金が貯まりそうという評判が人気を呼んだみたいです」(石崎産業広報部)
さらに裁断くずを利用した時計を「タイムイズ・マネー」と名づけて新発売し、こちらも好評だとか。
また、愛知県の(株)小林製紙は裁断くずを利用した靴の中敷きを商品化。紙幣を踏みつけるのはさぞかし気分がいいはず!?
ところで、昨年11月から新紙幣が導入されたが、紙幣発行高に占める新札の割合は現在まだ6割程度。旧札との切り替えは遅れているという。
「低金利環境の下、タンス預金のような形で旧券のまま保有しているケースが多いのでは」(日本銀行政策広報=前出)
日銀が1年間に発行する紙幣は約120億枚。このうち4割がタンス預金として埋もれている!?
【2005年11月12日掲載】
2005年11月15日10時00分
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